2009年、パリのロマンティックなエリア、サン・マルタンに誕生したスニーカーブランド「Faguo」。
Fagouのルールは「シンプル・尊敬・環境保護」。このルールにのっとって、靴が一足売れるたびに、木を一本植えるという徹底したエコっぷりが話題のブランドでもあります。これまでに(2013年6月現在)で、約28万本もの木がフランス各地に植えらてきました。
さらに「Bilan carbone(カーボン削減)」を掲げ、カーボンを軽減する企業努力も行なっています。プラスティックのシューズボックスを100%リサイクル可能な段ボールに替えたり、製品の輸送に海路を使うなど、CO2の削減努力に励み、環境対策をクリアしている優良ブランドでもあります。
社会貢献にも力を入れていて、倉庫や搬送作業をパリのハンディキャップを持つ人たちのための施設で行い、彼らの自立支援にも力を入れています。パリの学生だったふたりが立ち上げた、新しい発想でつくられたニュージェネレーション向けスニーカーは、年々人気を増す一方!
そしてFaguoから、今年の春夏に販売されているのが、バスケットシューズタイプのスニーカー「WISTERIA」(80ユーロ)。ブーツのようなゆったりとしたフォルムで、かかとの丸っこいデザイン、スェード素材独特のスモーキーカラーがどんな服にもマッチします。そのデザインとしてあしらわれているボタンには、ココナッツの素材を使うなど、ユニークな発想でエコごころがうかがえます。
また、アンクルが見える定番フォームで、やさしいミントグリーンやライトブルーの色合いが女性らしい「OAK」(50ユーロ)も人気です。
スニーカーを使ったスタイルが流行っている今シーズンは、地球環境にやさしいFaguoのものが欲しくなりました。
※日本では伊勢丹新宿店でFaguoの取り扱いがあります。種類などは要確認。
[Faguo]
(下野真緒)