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ヴィクトリアズ・シークレットエンジェルズの中でもダントツの人気を誇り、日本でも大人気のミランダ・カーの美しさはホリスティックビューティの代名詞とも言えます。
そのミランダのデイリーケアアイテムとして紹介されているのが、ドライスキン用の「ボディブラシ」です。
カラダの巡りをスムーズにする「ボディブラッシング」の習慣が、ミランダの美しい肌、艶やかな髪、整ったスタイル、幸せ溢れる笑顔を作るのに一役買っているのですね。(ELLE JAPON 2012年10月号 別冊「CELEB SNAP683」27頁掲載)
この「ボディボラッシング」は、皮膚のすぐ下を走るリンパ管や毛細血管に働きかけカラダの巡りを根本的に改善する以外にも、皮膚を優しくブラッシングすることでお肌の生まれ変わりをサポートするナチュラルピーリングの美肌効果や皮膚温度を上げてくれるなど女性にとって嬉しいこと尽くしが期待できるメソッドなのです。
また、中国医学をベースに長い年月をかけて日本人のために発展した「漢方」の観点からも病気の原因とされる邪気(※)のカラダの中への侵入を防いでくれるのに心強いメソッドとも言えます。
「漢方」では、皮膚は五臓の「肺」に関連されていると考えられ、皮膚を刺激することで肺の働きを高めてくれることが期待できるのです。また、肺の働きが順調だとうるいある美しい肌となり、そうでない場合は、乾燥や皮膚疾患などが症状としてあらわれてくると考えられています。
そのほか、「漢方」でいう「肺」の主なはたらきは以下のようになります。(1)呼吸による気体交換と生命活動の維持
(2)体表面(皮(ひ)毛(もう))に防衛の気を巡らし、
毛穴からの邪気の侵入を防ぐ
(3)皮膚・汗腺の開閉をコントロールし発汗を調節、体温調節をする
(4)臓腑を潤し、尿を生成し排出
このように「肺」は、呼吸を司る以外にもいろいろな役割があるのです。そういえば、同じ皮膚を刺激する日本の昔からの風習で、カラダを強くするといわれている「乾布摩擦」も同じことがいえるのかもしれませんね。
みなさんもカラダの巡りをよくする「ボディブラッシング」の習慣でミランダのような美しさだけでなく、持続的な健康を手にするカラダつくりを今年からスタートしてみてください。
じつは、この「ボディブラッシング」のメソッド、私は30代に入ってからPMSが酷くなったことをきっかけに、漢方と同様に、根本的な体質改善のために10年以上前から習慣としております。
マイロハスでも以前ご紹介しています。
また、このメソッドをリンパの流れに基づいて紹介した本が2011年の春に中央公論新社より出版された「美巡(びじゅん)ブラシエステ」です。このメソッド本はブラシ付きなので即実践していただけます。ぜひ、「美巡ブラシエステ」でホリスティックビューティーを目指してくださいね。
※邪気とは
病因をさし、自然界の邪気が皮膚・毛穴・鼻・口から侵入する外因として六淫(りくいん)邪気「風・寒・暑・湿・燥」、また精神的な変動に関わる内因として七情「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」があります。そのほか、ライフスタイルの乱れなどによる不内外因として「飲食不節(偏食や飲食の不潔)」などもあたります。
もっと詳しく漢方を知りたい方に朗報です。
私が直接講師をつとめる「はじめての漢方」お教室が開催されます。詳しくは、ホームページをどうぞ
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
大手広告代理 店・外資系企業勤務を経て、2007年より美容家へ転身。女性が年齢を重ねるごとに、より魅力的に過ごせるライフスタイルを提案。 その柱として『美巡』(ビジュン)をポイントとしたオリジナルメソッドなどがあり、「漢方」と「美・健康」を絡めた内容が好評。ま た、広告宣伝・SP業務に長年携わっていた知識と経験を活かし、PRコミュニケーションアドバイザーとしても活躍中。著書に「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。
オフィシャルホームページ>>
オフィシャルブログ>>
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この「ボディボラッシング」は、皮膚のすぐ下を走るリンパ管や毛細血管に働きかけカラダの巡りを根本的に改善する以外にも、皮膚を優しくブラッシングすることでお肌の生まれ変わりをサポートするナチュラルピーリングの美肌効果や皮膚温度を上げてくれるなど女性にとって嬉しいこと尽くしが期待できるメソッドなのです。
また、中国医学をベースに長い年月をかけて日本人のために発展した「漢方」の観点からも病気の原因とされる邪気(※)のカラダの中への侵入を防いでくれるのに心強いメソッドとも言えます。
「漢方」では、皮膚は五臓の「肺」に関連されていると考えられ、皮膚を刺激することで肺の働きを高めてくれることが期待できるのです。また、肺の働きが順調だとうるいある美しい肌となり、そうでない場合は、乾燥や皮膚疾患などが症状としてあらわれてくると考えられています。
そのほか、「漢方」でいう「肺」の主なはたらきは以下のようになります。(1)呼吸による気体交換と生命活動の維持
(2)体表面(皮(ひ)毛(もう))に防衛の気を巡らし、
毛穴からの邪気の侵入を防ぐ
(3)皮膚・汗腺の開閉をコントロールし発汗を調節、体温調節をする
(4)臓腑を潤し、尿を生成し排出
このように「肺」は、呼吸を司る以外にもいろいろな役割があるのです。そういえば、同じ皮膚を刺激する日本の昔からの風習で、カラダを強くするといわれている「乾布摩擦」も同じことがいえるのかもしれませんね。
みなさんもカラダの巡りをよくする「ボディブラッシング」の習慣でミランダのような美しさだけでなく、持続的な健康を手にするカラダつくりを今年からスタートしてみてください。
じつは、この「ボディブラッシング」のメソッド、私は30代に入ってからPMSが酷くなったことをきっかけに、漢方と同様に、根本的な体質改善のために10年以上前から習慣としております。
マイロハスでも以前ご紹介しています。
また、このメソッドをリンパの流れに基づいて紹介した本が2011年の春に中央公論新社より出版された「美巡(びじゅん)ブラシエステ」です。このメソッド本はブラシ付きなので即実践していただけます。ぜひ、「美巡ブラシエステ」でホリスティックビューティーを目指してくださいね。
※邪気とは
病因をさし、自然界の邪気が皮膚・毛穴・鼻・口から侵入する外因として六淫(りくいん)邪気「風・寒・暑・湿・燥」、また精神的な変動に関わる内因として七情「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」があります。そのほか、ライフスタイルの乱れなどによる不内外因として「飲食不節(偏食や飲食の不潔)」などもあたります。
もっと詳しく漢方を知りたい方に朗報です。
私が直接講師をつとめる「はじめての漢方」お教室が開催されます。詳しくは、ホームページをどうぞ
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
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大手広告代理 店・外資系企業勤務を経て、2007年より美容家へ転身。女性が年齢を重ねるごとに、より魅力的に過ごせるライフスタイルを提案。 その柱として『美巡』(ビジュン)をポイントとしたオリジナルメソッドなどがあり、「漢方」と「美・健康」を絡めた内容が好評。ま た、広告宣伝・SP業務に長年携わっていた知識と経験を活かし、PRコミュニケーションアドバイザーとしても活躍中。著書に「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。
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RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/lohasnews/2013/01/post-1105.php