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精霊と人がつながる時。上弦の月のお盆の過ごし方
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精霊と人がつながる時。上弦の月のお盆の過ごし方

2013-08-12 13:00
    13日から15日は「月遅れ盆」。13日が「迎え火」、15日が「送り火」になります。ご先祖様、精霊が帰ってきて私達と一緒に過ごされる期間になりますが、ちょうど月は満月に向かう途中の上弦の月。

    引力が最も弱くなり、私達の内面に穏やかに作用する頃ですから、落ち着いた気持ちで迎えることができそうです。お盆でもなかなか忙しくて......という方は、静かな気持ちで、亡くなった親しい方のことを話題にしたり、思い出の品を飾る、など、するだけでも十分に精霊とともに過ごす時間になるでしょう。


    蓮の葉っぱを使った精霊の迎え方

    精霊を迎える支度はいろいろとありますが、限られたスペースでもできそうなのが、蓮の葉っぱのお供えもの。プラスチックのものも売られていますが、この時期お花屋さんにいくと生の蓮の葉っぱが手に入ります。

    生の葉っぱは、かたちそのものも優しいから、精霊たちも喜んでいただけそうです。また、お盆の落雁(らくがん)は仏様のごちそうといわれていますが、蓮、菊など、とってもすてきなデザインのものがあり、集めたくなってしまうほど。

    目に見えない精霊と過ごすお盆の数日間。忙しくてもちょっとした季節や行事の小物を取り入れることで、目線は意外と大きく変わり、ふだんの日々が豊かになると思います。


    人と精霊が舞い踊る「盆踊り」

    さて、精霊を迎えて送るために、みんなで踊るのが盆踊りです。各地さまざまな踊りがありますが、シンプルな繰り返しが多いので、輪に入るうちにすぐに覚えてしまうでしょう。

    浴衣姿で、たおやかに美しく舞う人の手足の動きに、ただただ、見惚れているのもよし、輪に入り踊るもよし。でも身近ながら、盆踊りは500年ともいわれる歴史を誇る踊り。

     ぜひ、今年は盆踊りにでかけて、精霊と人が踊る舞い、懐かしい空気を感じて過ごしてみませんか。

    (広田千悦子)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/08/032004post_2277.html
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