もともと、恵文社一乗寺店の生活館という雑貨部門で、取り扱う品の選定をおこなっていた女性が独立してはじめたお店。端正なものや、機能的なものと並んで、妙味に満ちた作家さんの手仕事と出合えます。
私は、昔から彼女が選ぶもののファンで、京都へ行くたびなにかしら買って帰るのを楽しみにしていました。台所道具や家具まで、これまでいろいろ求めてきましたが、最近の大ヒットが「イブル」という韓国製の布団です。
現在、kitで主に扱われているイブルは、シンプルなボーダー柄。
価格はサイズや柄にもよるけれど、6000円代~8000円代。まくらカバーは2000円代。
イブルは、ヌビという刺し子のようなキルト生地の間に、綿を入れて縫い合わせたもの。ふかふかの手触りが心地よく、洗濯機で丸洗いもできるので、一度使ってもう手放すことができません。
以前に私が購入したのは、ビビッドなピンク。
私の寝室は白と茶だけのシンプルな空間ですが、このピンク色、思いのほかしっくりなじんでいます。
布団といっても、その役割は万能。シーツの上に敷いて敷き布団にすることもあれば、タオルケット代わりに掛け布団にすることも。ラグとして床に広げてごろんと寝転んでもいいし、畳んで背中と椅子の間に置けばクッションにもなります。そんなふうにいろいろなことに活用しているので、私は今のところ3枚所有。お客様用の布団にもなるので、これからもっと増えていきそう。
イブルはこんなふうに、鮮やかな色がいろいろあります。
重ねて愛らしいので、何枚でも揃えたくなってしまいます。
シングルサイズ、セミダブルサイズ、赤ちゃんサイズ、まくらカバーとサイズもとりどり。ビビッドな色もありますが、現在kitで主に扱われているのが、どんな部屋にも合う白とグレー。通販もできるので、気になる方はぜひお試しを。
(甲斐みのり)