最近、気になっているのが、いま話題の「機能性野菜」です。有用な栄養成分を高濃度に含む野菜のことを指す「機能性野菜」ですが、現在はまだ明確な定義はないそう。ちなみに、機能性野菜を販売して10年以上という「村上農園」では以下のように定義しています。

機能性野菜とは?

・一般野菜と比較して、有用成分が格段に豊富である

・有用成分が安定的に含まれていることを第三者機関で証明してもらうと同時に、自社で測定しながら生産している

つまり、栄養素が高含有で、それがしっかり証明されているものということ。実際にどんな種類のモノがあるのかというと......

販売されている機能性野菜は?

ブロッコリースーパースプラウト村上農園
発芽3日目のブロッコリーの新芽で、含まれる有用成分はスルフォラファンは成熟ブロッコリーの20倍! ちなみにするフォラファンは解毒酵素の働きを強めるなどの健康効果が、欧米でも注目されている成分。それにても栄養価の高いブロッコリーの20倍とはびっくりです。

高リコピントマト(カゴメ)
カゴメの他のトマトと比較して、抗酸化作用があるなどで知られるリコピンを1.5倍のも多く含むトマト。

 

こどもピーマン ピー太郎(タイキ種苗)
苦みが少なく、一般的なピーマンに比べ、ビタミンCは約1.5倍、カロテンは約2倍。

など。ちなみに、これらの機能性野菜は品種改良などで栄養素を高めているそうで、遺伝子組み換えなどの心配はないそうです。

少し前からスーパーで見かけることも増えた機能性野菜、農林水産省などでも研究に力を入れ始めたそうなので、これからラインナップを広がっていきそうです。上手にふだんの食生活に取り入れていきたいです。

[村上農園

photo by Thinkstock/Getty Images

(若松真美)

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