閉じる
閉じる
×
これからの季節に食卓を彩る食材といえば「銀杏」。炒ったり、揚げたり、お料理のアクセントに使うことが多いでしょう。銀杏が入るだけでお料理がパッと華やかになります。
イチョウの実である銀杏は、漢方に使われるほど強い効能をもつ果実。滋養強壮を高めるほか、頻尿や肺にまつわる症状(喘息、風邪)にも効くといわれています。美容にもよいとされるビタミンA、B、C、β-カロチンを豊富に含み、アンチエイジングも期待できる、女性にはかなりうれしい食材なのです。
甘くてもっちりとした銀杏は、食べ始めるとつい手が止まらなくなりますが、ビタミンB6の働きを阻害するメチルピリドキシンが含まれており、食べ過ぎると中毒を引き起こす可能性もアリ。たくさん食べずに、1日10個くらいにおさえておくほうがよいようです。
秋の味覚を美味しくいただくタイ風デザート炊き込みごはんにも茶碗蒸しにもぴったりの銀杏ですが、和風のレシピに飽きちゃったなという時には、タイ風デザートはいかがでしょう。銀杏のスイーツってなかなか想像ができませんが、タイや中華圏では一般的な調理法。素朴な甘さが銀杏にマッチして意外とおいしくいただけます。
銀杏のシロップ煮(ペッグワイ ナイ ナムチュアム)
[材料]銀杏1カップ、砂糖1/4カップ、水3/4カップ
(お好みで牛乳やココナツミルクなど適量)
[つくりかた]
(1)銀杏は下茹でして、渋皮を剥いておく。
(2)砂糖と水を入れた鍋を火にかけ、沸騰したら銀杏を入れて数分間煮る。
(3)ミルク煮やココナツミルク煮にしたい場合は、お好みで入れて沸騰しないよう注意(しながら少し煮る。
(4)火を止めて味をしみこませる。ホットや常温でも、クラッシュアイスを浮かべてサーブしてもおいしい。
スパイシーなタイ料理にも、中華料理にも合いますよ!
photo by Thinkstock/Getty Images
(さとう葉)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/11/034133tailand_ginnan.html