とはいえ「字に自信がない」という人も少なくないかも。字の個性は人それぞれ。字はその人の個性や性格を表すと言われています。きれいな字が良いとは限らないんです。字が表すものはけっこう深く、筆記心理学なんていうのもあるのです。
小さい字、大きい字、右上がりの字、ハネがきいている字など、筆跡はさまざまですが、筆跡心理学は、婚約者や仕事のパートナー選びにも役立つとか。
まずは、文字を書いてみよう!筆跡を診断するのによく利用されているのが、「大口預金の京子さんは仏様」。
診断方法は簡単。
まず、「大口預金の京子さんは仏様」と紙に書いてみます。
そして、書いた字をチェックしましょう。
■「大」の字の上の飛び出ている部分でリーダーシップがあるかどうかがわかります。
飛び出ている部分が長いと社長タイプ。短いと平社員タイプ。
■「口」の字は、ズボラ度を表します。
「口」の四隅がきちんと閉じている人は几帳面、隙間があるのはズボラタイプ。また上の部分が開いている人はお金が貯まりやすく、下に隙間がある人はお金がなかなか貯まらないとか。
■「京」の字では社会に対しての積極度がわかります。
「口」の部分が小さいと積極的。ただ、年齢とともに小さくなる傾向があるとか。若い人で「口」部分が小さい人はちょっと積極性に欠けるかも。
■「子」の字は、飽きっぽさを判断します。
下のハネた部分が大きいと粘り強いタイプ、小さいと飽きっぽいタイプ。
■「仏」の字は、心の広さを表します。
「イ」と「ム」が離れていると包容力があり、狭いと心が狭い!?
■「様」の字は、目立ちたがり度を表します。
「木」の左のはらいが横棒より長いと目立ちたがり屋。
ほかにも、右上がりに自分の名前を書く人は、保守的などと診断されることも。字一つでいろいろわかるものです。
また、診断でマイナス面が目立った人も落ち込まないで。例えば、もっと几帳面になりたい、という人は「口」の字の四隅をちゃんとつけて書くなど、意識して書くことで、筆跡は変わるそうです。
自分の字を見直して、来年は筆跡から理想の自分を目指してみるのも◎! これを知っていると年賀状を見る楽しみも増えそうです。
photo by Thinkstock/Getty Images
(高田薫)