同じスキンケアコスメを使っても、肌にのせるときの手の使い方でケア効果がまったく違ってくるという情報をキャッチ。さっそくくわしい話を聞いてきました。

教えてくださるのは、有名コスメブランド出身で現在は都内でOLメイクを教えているSerendipity Colorの関根智恵子さん。

ほとんどの方が無意識に 「化粧品を付けるだけでキレイになれる」と思いがちですが、この考えは一度リセットしてください。もちろん、素晴らしい化粧品は世の中にたくさんあり、それらとめぐり合うことはとても大切なことですが、そのまえに「肌の触れ方」を知ってもらうことが重要です。

高い食材を使ったからといって、見ために美しく美味しい料理が出来るわけではありませんよね。調理の仕方、盛りつけ方を知ってこそ食材がいきる、それと同じなんです。

スキンケアは「桃に触れる感覚」で

1.肌は熟れた桃の表面のよう。動かさないでやさしく触って

まるで食べごろの熟れた桃の表面を触るように、肌をやさしく触ります。ケアをしている時に肌が動いていたら、それは圧が強すぎます。手の使い方でくすみや赤みを出してしまっている方もいます。

2.お顔は球体。指や手のひらは桃を包み込むような形に

手をピンと伸ばしたままでは、丁寧につけているつもりでも塗りムラが出てしまいます。お顔は球体。桃をやさしく包み込むように、指先までしっかり肌に触れ、フィットさせながらスキンケアしましょう。

3.手は高級な桃を触るようにゆっくり動かす

時間がないからと急いで化粧水をつけるときもありますが、急ぐと肌が緊張してしまい、なかなか浸透せず結局時間がかかることに。また、気付かぬうちにシワの原因をつくってしまっていることもあるのです!「呼吸のリズム」に合わせ、高級な桃を触るように、ゆっくり手を動かしていきましょう

日によってカサついたり、浸透しないと感じるのは、手の使い方が荒っぽかったからかも。とくに難しいメソッドではないので、今日からは自分の肌を「高級な桃」だと思って、やさしく、ていねいにケアしようと思います。

[Serendipity Color]

photo by Thinkstock/Getty Images

(Ricky)

 

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