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関東地方の一部でも2月上旬にはスギ花粉の飛散が始まりました。花粉症の人には心配な季節の到来です。東京では花粉量がやや少ないとされる今年こそ、薬に頼らずに過したいという人もいるはず。そんな人におすすめなのが「じゃばら」です。
抗アレルギー作用がある幻の果実邪気を払うという意味の名を持つ縁起物でもある、幻の果実「じゃばら」。なぜ幻かというと、世界に類を見ない新種であるということにくわえ、当初は1戸でしか栽培されていなかったからなのです。ですが「花粉症に効くので愛用している」という人が急増し、平成22年には栽培農家が13戸に増えました。
岐阜大学の研究では、じゃばらはアレルギー抑制効果のある「フラボノイド」の成分(ナリルチンやナツダイダイン)が、他の柑橘類に比べて非常に多く含まれることが分かりました。さらにマウスの細胞を用いて、じゃばら果汁や果皮の抽出物を用いると、アレルギー症状を引き起こす原因とされる脱顆粒現象が抑制されることが日本食品科学工学学会にて発表されました。
もちろん薬とは違い天然の果汁のため、副作用など安全面においても安心です。
北山村だけに自生し、北山村民が大事に守り育ててきた「じゃばら」。貴重で手に入りにくかった昔とは違い、今では便利な果汁ドリンクをはじめ、さまざまなじゃばら商品がネットで手軽に買い求めることができるようになりました。
北山村だけでなく、日本中でこれからの季節の強い味方となってくれそうです。
[和歌山県・北山村]
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/03/036355jabara.html