日本人にとって、緑茶が健康にも良いというのは既知のことです。一方、フランス人の間でも、日本の緑茶には抗酸化作用があり、毎日飲むことでエイジング対策や健康対策になるという話が知られつつあります。また、フランスで日本茶を売るお店も増えてきているため、緑茶を愛飲する人もめずらしくありません。
中でも、フランス人の一部では、緑茶を使っためずらしい美容を実践している人がいるようです。それは、抜け毛対策とシワ対策に有効とされているうえに、とっても簡単なのです!
日本でも、緑茶を抜け毛予防としてすすめる声もあります。飲んで体内に入れることはもちろん、直接髪につけるのも抜け毛予防に効果的なのだとか。
お風呂に入る前にカップに緑茶を淹れて冷まします。シャンプーを流した後、既にぬるくなったお茶でさらに髪をすすぎます。その後、リンスやマスクを。
「psychologies.com」より引用
こうすることで、お茶に含まれているカテキンが、抜け毛の大敵となる男性ホルモンの働きを妨げてくれると言います。ちなみに、男性ホルモンとは、男性の体内だけでなく、女性の体内でもつくられています。
緑茶パックでシワや吹き出物対策緑茶には抗酸化作用があるといわれており、それが皮膚を老けさせる活性酸素に働きかけることで、シワ予防に役立つのだそうです。
70度から80度のお湯でいれたお茶を冷まし、コットンに含ませます。それをシワが気になる部分につけます。また、吹き出物が気になる場合にも有効です。お茶のもつ収斂や消毒の働きで、炎症をおさえることができます。
「psychologies.com」より引用
この緑茶パックは、紫外線を受けない夜にやることをおすすめします。また、緑茶が体にあわない人もいるので、顔や髪に緑茶をつける前には、腕などの目立たない部分につけ、10分ほど待つパッチテストをおすすめします。敏感肌の人は、オーガニックの緑茶を使った方が良さそうです。
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(下野真緒)