大根の葉っぱをたくさんもらいました。春の葉らしく、やわらかく若い葉っぱです。

大根の葉っぱは、たとえば天日で干してカラカラにして、お風呂に入れるととっても温まります。ただ、沖縄では湿気がありすぎてそうそうカラッと干せないので、もっぱら食べることに。

大根の葉の料理でいちばん好きなのは、菜飯。シンプルですが大根の葉のほろ苦さと胡麻の香ばしさがあいまって、とてもおいしいごはんだと思います。お好みでちりめんじゃこや桜海老を混ぜるとぐっとごちそうに。

おいしい菜飯をつくるコツ

菜飯は簡単なのですが、2つコツがあります。まず、さっと茹でた大根の葉は、できるだけ細かく刻むこと。それから加える白ごまは炒ってから混ぜること。それだけでよりおいしくなるのでぜひ。

葉っぱは菜飯だけでは使い切れず、厚揚げ、いんげんと共に揚げ浸しにしました。鰹節の出汁をアガベシロップと醤油で濃いめに味つけて、水切りした島豆腐を三角に切り、菜種油でかりっと揚げます。いんげんも素揚げ。

揚げあがったそばから先ほどの出汁に漬け込み、あら熱がとれたら出汁だけ小鍋に取り、火にかけます。煮立ったらここに大根葉を入れてさっと煮ます。厚揚げといんげんといっしょに盛りつけたら出来上がり。

大根葉独特の風味がアクセント。ぱりぱりといくらでも食べられそうです。

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