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世界的な大企業本社が何社も集まるシアトルとその周辺の都市ですが、多くの人たちが毎日、さまざまな場所から通勤しています。公共交通機関がそこまで発達していないので、主な通勤方法は自動車ですが、毎朝のフリーウェイの交通渋滞は、ストレスです。
1台の車をシェアして通勤するメリット
そこで多くの人が利用しているのが、ライドシェアサービス。同じ町または近郊の町に住み、通勤先が同じだったり近い人たちが、車を1台シェアして一緒に通勤するという、合理的な仕組みです。
フリーウェイも、乗客が2名以上の車を優先してくれるレーンがあり、1人で車に乗るよりスムーズにいけます。
通勤仲間は会社内でも募集があったりしますが、ネット上で仲間を募るオンラインサービスもあり、人数が多い場合は、お金を出し合ってバンを借りることもでき、会社によってはその金額を一部負担してくれることもあります。話し相手がいると時間もあっという間に過ぎて、通勤がより楽しいものになります。
通勤時のストレス解消、地球環境にもやさしい乗る車の数を減らすことにより、温室ガス排出の削減にもなります。最近の調査では、一人当たり、1週間のうち2日、車の運転をしないだけで、年間約2トンもの温室ガス排出の削減になるとのことです。
2050年までに世界人口は大幅に増え、資源も燃料も尽き、温暖化も進み、地球環境は大幅に変化すると予測されており、各国、各企業ともに、2050年の課題に取り組んでいますが、ライドシェアは私たちが身近にできる2050年の課題に対する貢献にもなり、通勤時のストレスも軽減され、一石二鳥のサービスです。
pink-vintage-car via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/05/038013rideshare.html