いまはデザインにもオシャレで、価格を押さえた商品が簡単に手に入るようになりました。そんな時代だからこそ、道具を大切にし続けるライフスタイルに憧れませんか?
毎日使うものだから。大切にしたい台所道具
包丁、まな板、急須、器、土鍋にフライパンなど台所道具はどの家にもあって、日々使うものなのに錆びた時はどうしたらいいのか、などじつは知らないことも多かったりします。
そんな悩みに答えてくれるのが、クラフト関係のバイヤー・日野明子さんの著書「台所道具を一生ものにする手入れ術:作り手25人に教わる、使い込んでいくことの魅力 」です。
本のなかでは、全国の台所用品の作り手25名以上に教わった手入れのポイントをわかりやすく解説。使い始める前の手入れ、日々のお手入れ、そして、陥りがちなトラブルを挙げ、その予防や対処法を紹介しています。
地方の職人たちが作り上げた台所道具もみどころ。伝統と技術が生きるアイテムは、長く使えるキッチン用品を探している人におすすめです。
わかりやすい台所道具のお手入れ6月28日(土)には、世田谷の「D&DEPARTMENT TOKYO」で、出版を記念した勉強会が開催されます。
勉強会d SCHOOL「わかりやすい台所道具のお手入れ」では、 木、土、金属の3種の素材にしぼって、日野さんご自身がお手入れ術の基本を伝授。
どのように手入れをしたらいいのか、使いこなせばいいのかなどいろいろと教えてくれるのだそうです。当日は、自分で使っている台所道具の中で時間が経過してしまったものや、汚れが気になっているものを日野さんに直接見てもらうこともできます。
ずっと使っていなかったものや実家に置いてあるものなどもしかしたら、新しい息吹が吹き込まれ、よみがえるかもしれません。
素材のことや手入れの方法を知ると、道具を使いこなすことに繋がります。使えば使うほどに味が出てきてどんどん魅力的になっていく台所用品。「良いものをずっと長く使いたい! 」、台所用品を通して、思わせてくれることでしょう。
「台所道具を一生ものにする手入れ術」(日野明子著)出版記念
日時:2014年6月28日(土)17:00〜19:00
場所:D&DEPARTMENT TOKYO
住所:〒158-0083東京都世田谷区奥沢8-3-2
参加費3,000円(※書籍付)