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ネガティブなきもちが消えないときは
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ネガティブなきもちが消えないときは

2014-08-29 22:00
    つらいことや後悔するようなことがあれば、モヤモヤして仕事が手につかなくなります。そんなときに便利なのが、過去にご紹介した記事にもある「~と思った」と付けくわえること。

    たとえば「許せない......と思った」「どうしてあんなことしたんだろう......と思った」など、過去形にするだけでいまのモヤモヤした感情を過去にしてしまうテクニックです。ですが、それでは無理なほど、強く心から離れないときもあります。その場合はどうすればよいのでしょうか?

    頭でよくわかってないから、モヤモヤする

    ヒントは『子どものための哲学対話』にありました。

    前に言ってたよね? いやな気持ほど、心の中でくりかえして味わいたくなるって。それから、元気を出すためには、いやな気持ちになった原因を徹底的に考えてみるといいって。

    (中略)

    ある感情がわきおこってきた原因をよく理解すると、その感情がうすれたり、消えたりすることがあるんだよ。つまり、頭でよくわかってないから、いつまでも心でもやもや感じちゃうんだよ。

    (『子どものための哲学対話』61ページより引用)

    理解できないままだから、過去に流したつもりでもまたすぐ未解決の問題として心にあらわれてしまうのかもしれません。こんな場合は「忘れなくちゃ、忘れなくちゃ」と逃れる気持ちにひたらず、逆に原因に向きあうことでモヤモヤを解消するほうがよさそうです

    もととなる出来事を事実と受けとめ、原因を受けいれ、さらにじぶんや相手を受けいれることまでできれば最高です。

    [子どものための哲学対話]

    little girl via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/08/040441philosophy.html
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