国や文化の習慣・背景により、食生活やそこに住む人の「味」というものは独特で、いろんなバラエティーに富んでいます。たとえばチョコチップ入りのヨーグルトがドイツにはありますが、慣れればこの味もやみつきに。
そのほかにも、世のなかには驚くような組みあわせの料理が存在します。「かぼちゃのボロネーゼ」もそのひとつ。かぼちゃとパスタの相性なんて想像もつかない! そんな方に、ドイツの秋らしいレシピをご紹介します。
ナッツが香ばしい、かぼちゃのボロネーゼ<材料(2〜3人前)>
かぼちゃ、中くらいの大きさのもの
カシューナッツ、100g
セージの葉(できるだけ新鮮なもの)、数枚
レモンの絞り汁、少々
唐がらし(種を除き、みじん切りにしたもので量はお好みで)
パルメザンチーズ、30g
塩・こしょう、適量
<作り方>
1、かぼちゃはよく洗い、半分に切ってヘタをとる。たね、ワタを取りのぞき、細長くたてに切る。
2、天板にクッキングシートをひき、200℃に温めたオーブンに切ったかぼちゃを並べる。オリーブオイルをまんべんなくふりかけ、塩・こしょうして10分焼く。
3、10分たったら、あらかじめ粗くきざんでおいたカシューナッツをうえから散らし、セージの葉を手で適当にちぎり、これも散らす。10分ほど焼き、セージの葉が程よく茶色になり、かぼちゃに火が通ったら熱いうちにクッキングシートごと取り出す。
4、まな板のうえですべてを粗くざく切りにする。耐熱ボールに移し替え、 好みでレモン汁少々・塩・唐辛子(みじん切り)、パルメザンチーズを入れて混ぜ、なめらかになるまで混ぜる。
5、ゆでたパスタの上にのせてできあがり。もったりするなら、パスタのゆで汁を少し加えるとおいしい。
参考「Ziet新聞版,CHEFKOCH.DE」
ナッツの香りが香ばしいパスタ。ベジタリアンレシピとしても大活躍です。
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