安納芋をもらいました。こう秋めいてくると、食べたくなるのが炊き込みごはんです。
うるち米にもち米を3割ほど混ぜて、しっかりと洗い、20分浸水させたら、切った芋、酒、塩を加え炊きます。

うちの土鍋は5合炊きなので、ずっしりと重く沸騰するまで時間がかかります。小さな穴から蒸気が出て来るまで待つこと20分強。しゅっしゅと勢いある湯気が立ちこめたら、ひと呼吸置いて火を消します。そして蒸らすこと20分。

炊き上がりに黒胡麻塩をちらして出来上がり。

この日はちょうどお昼に待ちあわせをして、やんばるはさらに北の「奥」という集落にポニーを見に行く約束をしていたので、食べやすいようおむすびにしました。

普段、牧場に通っている子どもたちにとって、馬はとても身近な存在です。とくにポニーは小さいのでより親しみやすいらしく、終始そばにいて撫でていました。そこには立派な山羊も7頭暮らしています。どの子も可愛がられているのが一目見てわかるほど、穏やかで毛並みがつやつやでした。人間もですが、動物も愛情をそそがれていると、態度にあらわれます。

観光でも、そして住んでいる人でもなかなか訪れることの少ない、沖縄の北の果て。沖縄は南部、中部、北部と、どこもがらりと表情が違うので、ぜひ時間が許せばその違いを味わって欲しいなぁと思います。

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