リンゴジュースとの違いは「濾過(ろか)しないこと」と「低温殺菌しないこと」。酵母が生きたままなので、時間が経つと発酵します。とてもフレッシュな飲み物なので、保存期間も短く制限されています。
冷やして飲む方法もあるのですが、女性には温かい「ホットアップルサイダー」が人気のようです。ホットアップルサイダーにはスパイス等の香辛料が入れられるため、カラダがぽかぽか温まり、これからの寒い季節にぴったりの飲み物です。
意外と簡単につくれるので、お家でも楽しむことができます。
女性に嬉しい、ホットアップルサイダー<材料(4~6杯分)>
・100パーセントアップルジュース 1.8リットル
・ブラウンシュガー 120cc(計量カップに入れて測ります)
・皮を剥かず、半分にカットしたリンゴ1個
・小さめのネーブルオレンジ1個。皮を剥かず、5~6ミリくらいの薄さに切ります。
・クローブ(粉状ではないもの) 小さじ2杯
・シナモンスティック 2本
・粉状のナツメグ 小さじ1/2
・オールスパイス 小さじ1/2
<作り方>
1.リンゴの皮の部分と実の部分、両方にクローブを慎重に差し込みます。
2.大きめの鍋にリンゴジュースを入れて、中火で温めます。温まってきたら、ブラウンシュガーを入れて掻き混ぜ、溶かします。その後に、残りの全ての材料を加えます。
沸騰直前の温度まで温めて、沸騰させないように15分温めます。(周りにふつふつと小さな泡が出てくる程度が目安です。沸騰はさせないで下さい)
3.すぐにリンゴ、オレンジスライス、シナモンスティック、クローブの残りを取り除きます。
カップに注いだらできあがり。温かいうちに飲んでください。
(「A SWEET PEA CHEF」より引用)
「ホットアップルサイダー」は国ごとに材料や定義が異なります。国によっては、アルコール入りの「リンゴ発泡酒」を示すそうです。
今回ご紹介したのは、あくまでもアメリカの「ホットアップルサイダー」。子どもも飲める家庭料理として、多くの人びとに親しまれているものです。
ビタミンたっぷりなので疲労回復効果や美容効果も期待出来ますし、風邪予防にもよいのだそう。秋の夜、お休み前のひとときにどうぞ。
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