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毎日が楽しくなる「友産友消」暮らし【あるベジタリアンの食卓】
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毎日が楽しくなる「友産友消」暮らし【あるベジタリアンの食卓】

2015-02-15 13:00
    友産友消。友だちが作ったものを、友だちが消費する。そんな世の中になったら、楽しいだろうな、と思っています。物以外のものも一緒に受け渡しをするやりとりに、あたたかみを感じるから。そして「友」が作った物なら、きっともっとずっと大切に扱うし、簡単に捨てたりすることもないだろうと思うのです。

    数年前、北海道で出会った野菜があまりにおいしくて、その野菜を作っている農家に滞在して、農作業を手伝わせてもらったことがあります。土に触れることでエネルギーをもらい、まさしく採れたてのとびきりおいしい野菜をおなかいっぱい食べ、なんとも贅沢な日々を過ごしました。味をしめた私はその後も何度か滞在させてもらうことに。

    今、私には、縁あって、そんなふうに農作業を手伝わせてもらいながら滞在する、という場がいくつかあります。不思議なもので、誰がどこでどんなふうに作っているのかを体感することで、よりいっそうおいしく感じるものです。食材自体の味は変わらなくても、体験が味を変える。それはきっと、食材だけでなく、そこにあるストーリーも食べているからなのでしょう。

    今日食べたもの:白菜のスープ

    基本的には地元の野菜を買いますが、小豆や大豆は北海道のもの。何度か滞在して農作業を手伝わせてもらったことのあるはるきちオーガニックファームに注文しました。ついでに、野菜も送ってもらうことに。とびきり甘い白菜が入っていたので、ざくざく切って、生姜一切れと、厚手の鍋でごく少量のお水で蒸し煮します。

    このままだけで食べても絶品ですが、一度冷ましてからもう一度加熱し、ブレンダーにかけてなめらかにしたら、オリーブオイルをひとまわし。素材の力があってこその、白菜と塩、オリーブオイルだけの贅沢なスープです。

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/02/044256vege_30.html
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