朝の目覚めがスッキリしないのは「春眠暁を覚えず」だからあたりまえ。なんてことを思いがちですが、じつは春におこりやすい自律神経の乱れが原因かもしれません。 春は自律神経が乱れがち

睡眠専門クリニック「RESM新横浜」院長で医学博士の白濱龍太郎先生によると、春はほかの季節に比べて、気温や気圧が大きく変動するので、自律神経が乱れがちになるのだとか。そのため、快眠ホルモンであるメラトニンと、それとは逆の働きをするオレキシンの分泌バランスが変わりやすくなるそうです。また、日の出の時間が急激に早まることも原因のひとつだそう。

そこで三寒四温にも負けない「快眠のカギ」を「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」からご紹介します。

夕方からの体温コントロールが快眠のカギ

まず第1のカギは、夕方にきちんと体温を上げること。人は体温が高い状態から低い状態に下がるときの落差が大きければ大きいほどスムーズに入眠でき、翌朝の熟睡感も得られやすくなるのだとか。

そこで気を付けておきたいのが、帰りの電車の中では寝ないことです。夕方に眠ってしまうと上がるはずの体温が上昇せず、眠る時間になっても体温が下がらなくなり、睡眠リズムが崩れてしまうそうです。

また夕方の肩甲骨回しで体温コントロールすることも可能です。やり方はこちら。

肩甲骨回しのやり方 ※体操は座ったままでもOK

1)胸を張った状態で上腕を片方の腕で抱え、肘を伸ばします。

2)肩甲骨が伸びているのを意識しながら、上半身をじっくり前に倒していきます。

3)上体を伸ばした腕の方向にそのままねじり、横を向くようにして肩甲骨を伸ばします。このとき、肩を前に押し出すようにするのがコツです。反対側の腕も同様の動きで、肩甲骨を伸ばしましょう。

Digital PR Platformより引用)

ストレスをコントロールしてさらに快眠

体温コントロールだけでなく、ストレスコントロールも快眠のカギになるのだとか。ポイントは夕方以降に副交感神経が優位になるように、リラックスできる行動を心がけること。

たとえばチョコレートの原料であるカカオには抗ストレス作用のあるGABA(γ-アミノ酪酸)が多く含まれていることから、少量のチョコレートでリラックスモードを意識し、ストレスをコントロールすることもおススメのようです。

その他、温かさを感じやすいホットポイント(首もと・目もと)を温めて快眠モードにしたり、炭酸入浴で身体を効率的に温めるのも良さそうです。

これらを参考に体温&ストレスコントロールをすれば、春の変化にも負けない快眠生活をはじめられそうです。

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