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巷にはいろいろな情報があって、何が体に良くて、何が体に悪いのか、何を食べればいいのか、迷ってしまいますね。でも、食べ物に良いも悪いもなく、ただ自分に合うか合わないか、ではないかなとも思います。つまり、自分の消化力できちんと消化きるかどうか、です。そして、どんなに「体に悪い」とされているものが入っていたとしても、排出できる体であれば「悪い」ものにはならないし、自分の消化力と排出力に合わせたものを選べれば、なんの問題もないということです。とはいえ、その見極めは難しいもの。
以前、ご紹介した「養生訓」では、「胃腸が好む食べ物」を食べなさいと書かれています。
胃腸が好むものとは、温かいもの、やわらかいもの、よく熟したもの、ねばりのないもの、味の薄いもの、作り立てのもの、清潔なもの、新鮮なもの、香りのよいもの、おだやかな質のもの、5味(甘、辛、塩、苦、酸)がかたよらないもの、とあります。アーユルヴェーダでおすすめされているものとも同じなのがおもしろいところです。
今日食べたもの:空豆のスープ初夏にはまだもう少しですが、空豆を八百屋さんで見つけました。すこし冷える朝だったこともあり、少しでも体を温める要素を加えたくて、土鍋を使って調理しました。空豆はスープにすると薄皮ごと使えるのがうれしいところです。
土鍋に新じゃがいもと水を入れて火にかけます。沸騰したらヒンをほんの少しと空豆を薄皮ごと加えて弱火でじっくりコトコトします。柔らかく煮えたら、味噌をほんの少しと塩を加えてブレンダーでなめらかに。豆乳を少し加えてできあがり。胡椒をひいていただきます。出汁も使っていませんが、さすが空豆。コンソメ入れたかな?と思うような味わいです。この日は前日に焼いておいた全粒粉のパンと合わせていただきました。
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