ドイツでサリー・ハンセンの名が知られるようになったのは「ミラクル・キュア」という商品がきっかけ。手を酷使する仕事のために爪がかけたり割れてしまったり、あるいは色や見た目が健康的でない、といった場合に、健康的な爪がしっかりと早く伸びる商品として、口コミで広がったのでした。
これを受けて、右手中指の爪が常に欠けてしまう筆者も購入。今までは爪を伸ばすとすぐに欠け、洋服などにひっかかって剥がれてしまい、痛い思いをさんざんしましたが、キュアを使いはじめてからいつの間にか爪が硬くなったように感じられ、爪が伸びるとともに欠けた部分も解消。割れることもなくなりました。値段も高くないのに、今まで使ったどのキューティクル製品よりも効果が得られたことに驚きです。
これ以外にもサリー・ハンセンにはネイル・ケア、トリートメント商品がたくさん。例えば早く爪を伸ばしたい時には「ミラクル・セーラム」を(キューティクルを滑らかにする作用も)、あるいは爪が割れてしまいやすい人には「ミラクルネイル・シッカ―」を。やはりネイル映えのする手には、健康的な爪がまず必要だということなのでしょう。
自宅でサロン感覚を味わえるちょっとこすってしまったり、あるいはぶつかってしまっただけでネイルがはがれてしまう。ネイルサロンで仕上げないかぎり、自宅で塗ったネイルにはどうしてもそんな「事故」がつきものです。
サリー・ハンセンのネイルには「3Dトップコート」と呼ばれるものや、ネイルを長持ちさせる「サロン仕様マニキュア」と呼ばれるシリーズもあり、本当に長持ち・早乾きが自宅で可能です。ネイルアートを楽しみたい人には、ラメが入ったものやマット感を出すものなど、バリエーションもたくさん。「ミラー・シャイン」と呼ばれるネイルは、どの角度から眺めてもピカピカに磨いた感が得られ、何日たっても「たった今塗った」ように見えるのが不思議なほどです。
実はこのブランド、創設されたのは1957年と歴史は古いのが特徴です。現在のような人気が出たのは、長持ちするネイル商品開発「Hard as Nails」に科学者の夫が携わったことがきっかけ。夫婦愛が支えるブランドだと言えるでしょう。
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