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紫外線が強いこの時期。シミやソバカスを予防するために、ビタミンCで内側からもしっかりケアしたいもの。でも摂りかたによっては、肌にまできちんと届かないこともあるようです。
美容面以外にもたくさんのはたらきがある
ビタミンCは美容面以外にも、多くのはたらきがあります。たとえば活性酸素から身体を守ったり、免疫力を高めてカゼを予防したり、ストレスと戦うホルモンを作ったり、肝臓の解毒作用を助けたり、さらには白内障を防いだり......。
これらの役割のうち、どこから優先してビタミンCを使っていくかは、人によって違います。たとえば免疫力アップの物質を作る働きの優先順位が高い人もいれば、抗ストレスホルモンを作る働きの優先順位のほうが高い人もいる、といった具合。同じようにビタミンCをとっていても、人によって、カゼのひきやすさに大きな違いがでるというわけです。
これは「カスケード理論」と呼ばれるものです。カスケードとは英語で「段々滝」という意味。段々のところに水車があり、滝の上から水を流しているところをイメージしてみてください。
段々に並べられた水車は、人によって順番が違います。例えばかぜを予防する物質の水車が一番上にある人もいれば、一番下にある人もいます。 流れ落ちる水(ビタミン)の量が少ないと、上の方にある水車は勢い良く回転しますが、下の方の水車は動きません。
(メグビー「カスケード理論」より引用)
この理論から考えると、シミ・ソバカス予防の優先順位が低い体質をもっている場合、ビタミンCを摂っても、量が足りなければ肌まで届いていないことも考えられるわけです。
とにかくたっぷりとるのがポイントこれを防ぐためには、とにかくたっぷりのビタミンCをとるようにすること。体内で作ることができないうえ、調理で失われやすい栄養素でもあるので、多めを意識するのがおすすめです。
[メグビー , オーソモレキュラー.jp]
image via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/08/048045vitamin_c.html