本格的な乾燥シーズンに入るこれからの季節。肌のお手入れにもいっそう磨きをかけたいところです。しかし、30代は外側だけでなくインナーからのケアがとても重要。なかでも女性がとくに意識したいのは「ホルモン」です。

肌のハリを蘇らせる「成長ホルモン」

月経後になぜか肌がツルツルしている......という経験をした人もいると思うのですが、じつはこれもホルモンが関係しているそう。なかでも「女性ホルモン」「成長ホルモン」が、女性の若さや美しさ、ツヤ感を形成していると言えるのですが、残念なことに、女性ホルモンは20代後半から減少していく一方なんだとか。

加齢とともに女性ホルモンの分泌量は減っていきます。女性ホルモン分泌量のピークは、実は20代後半。38歳くらいでグッと卵巣の老化が進みます。もちろん、生活習慣や食習慣で、その低下の速度を緩やかにすることは可能です。

女性ホルモンがつくる、キレイの秘密』(永岡書店)P.29より引用

しかし、「若返りホルモン」という別名も持つ「成長ホルモン」は、分泌量がピークの成長期よりは少ないものの、成人してからも一定量が分泌されるとのこと。また、意図的に効率よく分泌させられるようにできる特徴があるなど、期待がもてるホルモンです。

成長ホルモンには、皮下組織の水分含有量を高めて肌の弾力を維持したり、内臓脂肪を分解して脂肪をつきにくくしたりする作用があることがわかりました。この発見依頼、アメリカでは成人に成長ホルモンを投与し肌の弾力を蘇らせてシワを伸ばすなど若さを取り戻すための試みが盛んに行われるようになりました。

お医者さんが教える「3日でヌード肌」』(大和書房)P.200〜201より引用

とても魅力的な成長ホルモンですが、クリニックで投与してもらうのはお金がかかるし、ちょっと怖いという人もいると思います。そこでオススメなのが、生活のなかで効率よく成長ホルモンの分泌を促す方法です。

成長ホルモンの分泌を促す方法

私自身、運動した翌日は肌にツヤがあると思っていたのですが、成長ホルモンは運動のあとに分泌されるという特徴があるそうです。また、睡眠中にも分泌されるので、質のいい睡眠を心掛けることで成長ホルモンを促せるそうです。

ほかにも『女性ホルモンがつくるキレイの秘密』(長岡書店)では、1日たったひとつやるだけでホルモンバランスを整えられる、という1か月分のTO DOリストが掲載されています。私もこのプログラムに取り組んでいるのですが、成長ホルモンだけでなく、女性ホルモンの分泌も促せるようで、肌状態をコントロールできるようになってきました。

ホルモンは女性の美と健康の味方。外側からのケアと合わせて、これらのインナービューティにも積極的に取り組みたいと思います。

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