みなさんも午前中にはまずメール、Facebook、Twitterをチェックしているなら、Zook氏と同じ感覚に陥ったことがあるのではないでしょうか。
受け取る情報や友人リストがいくら上手にまとめられていても、ネガティブな思考は私たちのデジタルライフの隙間をすり抜けて入ってきます。
じつのところ、Facebookにログインした600人を対象に行われたドイツの調査によると、3人に1人が、無意識に自分と友人やフォロワーを比較して、 自己嫌悪に陥っていたそうです。
ソーシャルメディアを利用してもとくに自己嫌悪を感じなかったとしても、気分がまだ不安定な午前中の早い時間にニュースや愚痴、説得力のある意見などを目にすると、ネガティブな考えが頭に入ってきてしまうことがあります。
ですから、頭にポジティブな思考を充満させ、軌道から外れずに1日を始められるように、10〜15分の毎朝の儀式を始めました。まずインスタグラムの写真を見て(家族、親しい友人、景色や車などのインスピレーションを得られる写真だけ)、コーヒーを1杯飲み、読むだけで若いころに戻れる『カルビンとホッブス』を読むのです。
コーヒーを飲み終えるころには、自分の好きなことだけを10〜15分やっていたことになります。1日をポジティブに始められ、その後で厳しい現実が 待っていても、そのポジティブ思考が鎧となって守ってくれるのです。ネガティブな影響を受けて1日を始めていたら、その後は1日の終わりまで、ポジティブ になるために気力を使うことになってしまいます。
みなさんも、穏やかで明るい気持ちで1日を始められるような、ポジティブ思考で頭をいっぱいにできる活動の組み合わせを試してみてください。たとえば、クロスワードパズルを解く、瞑想音楽を聴く、チャイを入れる、瞑想するなどです。組み合わせを思い付いたら、名前をつけるのも悪くないでしょう。内容を記憶できて、楽しくなりますよ。
Try An "InstaCoffeeHobbes" Morning Ritual to Start Positive|99u
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