スポンジとイチゴと生クリームだけの素朴なケーキが理想なのですが、シンプルだからこそ、ひとつひとつの素材や工程が、ケーキの味を左右する大事なポイントに。
とくに生クリームのできは重要です。ふわっと柔らかくて、口のなかでとろんととろける、そんな生クリームを作りたくてレシピを探していたら、食メディア「FOODIE」でぴったりのものを見つけました。
乳脂肪分に注目する
乳脂肪分のパーセンテージで、できあがる生クリームの風味やかたさが変わるので、使う料理やお菓子によってこの数字をうまく使い分けることが大切です。
生クリーム作りは、意外と失敗することも多いもの。
私も、まったく固まらずに分離してしまったり、かたくなりすぎて舌触りも味もイマイチのクリームになってしまったりと、失敗ばかりしてきました。
混ぜ方が悪いから失敗するのかなと思っていたのですが、乳脂肪分によってもクリームのでき方が変わるんですね。ちなみに、乳脂肪分45%のものが使いやすいそうです。
ハンドミキサーと泡だて器を併用する
作り方にもポイントが。
① 水気のないボウルに生クリームを入れ、ハンドミキサーで泡立てる。
② ハンドミキサーから泡立て器に持ち替え、泡立てる。手首の力を抜いて小刻みに動かし、お好みのかたさに仕上げる。
最後までハンドミキサーを使うのでなく、泡だて器に持ち替えて仕上げるといいそう。確かに、最後の微妙なさじ加減は、機械ではなく手作業のほうがうまく調節できそうです。
「FOODIE」には、生クリームを作る際のさらに詳しいポイントも記載されています。また、あまった生クリームでバターを作るレシピも掲載されていました。
さっそくキッチンに立って、絶品生クリーム作りにチャレンジしたいと思います。
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