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腸内美人になれる。ポーランドのクリスマス料理
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腸内美人になれる。ポーランドのクリスマス料理

2015-12-17 00:00
    抗酸化作用のある食品のひとつであるプルーン。腸内の良性バクテリアを助けるため、近頃発表されたA&Mボストン大学とノースカロライナ大学の共同研究によれば、大腸がん予防にも効果があると分かりました。

    腸内フローラを整えると言えば、先日紹介した乳酸発酵野菜。それで思い出したのが、ポーランドのクリスマスに欠かせない料理「クリスマスビゴス」です。

    クリスマスイヴのポーランド人は菜食主義者?

    ポーランドで「Bigos(ビゴス)」と言えば、普通は、乳酸発酵キャベツにソーセージや肉がたっぷり入った家庭料理を指します。私の勝手な想像ですが、フランスのシュークルートと同じルーツの料理なのではないかと思ったりしています。

    けれども、クリスマスに食べるビゴスは全くの菜食料理なのです。というのも、敬虔なカトリック教徒の多いポーランドでは、12月24日のクリスマスイヴには、肉を食べません。家によっては、甘いものも、25日に日付が変わるまで控えることがあるそうです。

    そのイヴの夕べに食べる料理のひとつがクリスマスビゴスで、乳酸発酵したキャベツとプルーンときのこがたっぷり入った料理です。家庭によって、他の野菜を入れるレシピもあるようですが、私が友人に教えてもらったのは、キャベツとプルーンときのこと玉ねぎだけのシンプルなレシピです。

    腸内から健康になるのにぴったりなこの料理を紹介しましょう。

    クリスマスビゴス

    【材料】玉ねぎ大2つ乳酸発酵キャベツ750g干しプラム 一袋(80gくらい)できれば種なし干しきのこ ひとつかみオリーヴオイル塩コショウ少々

    【作り方】

    1. きのこは水かお湯で戻しておく。

    2. 輪切りにした玉ねぎを金色になるまでオリーヴ油で炒める。

    3. 2にキャベツを加えて30-40分焦げないように炒め煮。

    4. プラムときのこを加えて更に煮る。

    5. 塩コショウで味を調える。

    焦げ付かないように長くくたくたになるまで煮るのがポイントです。好みでローリエの葉を入れても合う味です。

    全体的に茶色で、見た目の色合いはあまり美しいとは言えないかもしれませんが、玉ねぎとプルーンの甘味ときのこの香りと、キャベツの優しい口当たりがうまく合わさった料理です。白いふわふわパンではなく、しっかりしたパンを薄く切ったものに合わせて食べるのが美味しいように思います。

    腸の中から健康になるのにぴったりな料理。アルコールやご馳走が続くこの季節、疲れた胃腸を休めるのにも適しているように思います。

    [Le Parisien]

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/12/051233bigos.html
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