今年もついに、インフルエンザなどの流行が本格化してきました。

風邪やインフルエンザのときに大変なのが、グングンと上がる「高熱」。自分はもちろん、家族が高熱で苦しんでいるときは、なんとかして熱を下げてあげたいと思うものです。

とはいえ、薬などを使って無理やり熱を下げるのはよくないなんて話も......。

高熱が出たときはいったいどうするのがいいんだろうと思っていたところ、マクロビオティックによる手当て法の本に、面白い方法が書かれていました。

大汗をかける「第一大根湯」

「カラダにやさしい自然の手当て法」(PARCO出版)によると、大根としょうがで作る「第一大根湯」を飲んで頭からすっぽり布団をかぶっていると、40分ほどで大汗をかき、その後じょじょに解熱されるのだそうです。

第一大根湯

<材料>

大根おろし(大根の下のほう)......大さじ山盛り3
おろししょうが......少々(容量で大根おろしの10%)
しょうゆ......大さじ1~1と1/2
三年番茶......2カップ

<作り方>

1. どんぶりに大根おろしを入れ、おろししょうがとしょうゆを加える。
2. 1にわかした三年番茶(3年以上育ったお茶の木からとった葉と茎を焙煎した番茶)を回しながら注ぐ。

(「カラダにやさしい自然の手当て法」P30より引用)

たしかに熱が高いときは、しっかり汗をかくことが大事だといわれます。大根としょうがには発汗作用があるので、第一大根湯を飲めば汗をたくさんかけそう。

そういえば私も子どものころ、風邪を引くたびに大根のはちみつ漬けを食べていました。

正直あまりおいしいものではなかったので、いつも「いやだな~」と思いながら食べていたのですが、昔から大根は風邪のときの必需品だったんだなとあらためて実感。

もちろん症状によっては、きちんと病院に行って薬を飲むことも大切ですが、薬を飲めないときや急な発熱で困ったときに、試してみるのもよさそうです。

[カラダにやさしい自然の手当て法(PARCO出版)]

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