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自宅にいながら、匠の技に触れられる新サービス
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自宅にいながら、匠の技に触れられる新サービス

2016-02-05 00:00
    すばらしい職人技を駆使して作りあげられた日本の工芸作品のなかには、日本人でも知らないものがたくさんあります。

    ただ、産地へ出かけたり、美術館へ行ったりする時間が取れない場合も多いですよね。

    でも、Googleが新しく始めたサービス「Made in Japan:日本の匠」なら、自宅にいながら、まるで現地にいるような感覚で匠の技に触れられます

    日本の匠をオンラインで堪能

    Googleでは、2011年から「Google Cultural Institute」という非営利の活動を行っています。

    これは、オンライン上で600万点を超える美術作品や歴史的文献を閲覧できるサービスで、メトロポリタン美術館やオルセー美術館、東京国立博物館など、世界各地の美術館や博物館が参加し、実際に現地に行かずして、美術品などを楽しむことができるのです。

    そのなかで新たにスタートしたプロジェクトが「Made in Japan:日本の匠」です。

    工芸作品を高画質で見られるのはもちろん、それらにまつわる歴史や、制作過程も見ることができます。なかには、制作過程が動画で見られるものもあり、匠の技を自宅にいながらにして堪能できます。

    工芸品のストーリーも伝わる

    日本の匠は、海外の人に日本のすばらしさを伝えるものでもありますが、日本人も知らないかくされた宝物からストーリーを伝えるというプロジェクトでもあります。

    日本の工芸品でありながら、まったく知らなかった人に興味をもってもらい、ストーリーを知ることで買いたいと思ってもらうこと。そして、その匠の技を残すための教育や啓蒙までを考えているのだとか。

    実際に、海外の知人に西陣織の画像を見てもらったら、「これは、どこで買えるの?」との問い合わせがすぐにきたそう。

    日本の工芸品は、よさが伝わるきれいな画像が少なく、製造工程がわかる画像はほとんどなかったそう。今回は、6施設から、工芸品82種がオンライン展示されますが、今後はもっと増やしていきたいとのことです。

    ストーリーがわかると、どうしてその価格になるのかも納得できますし、大切に使い、後世に残すことができます。日本には、世界に誇れる工芸品がたくさんあることを再認識し、本物を見に出かけたくなりました。

    Made in Japan:日本の匠,Google Cultural Institute

    提供:Google

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/02/052238madeinjapan.html
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