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着られなくなった服がシックに変身。伝統技術による古着のアップサイクル
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着られなくなった服がシックに変身。伝統技術による古着のアップサイクル

2016-02-06 00:00
    お気に入りの服でも、取れないシミや、軽い傷ができてしまったら着ることはできません。

    でもそんな古着も、まるで新品のように生まれ変わらせてくれるお店がありました。

    伝統技術で服がシックに生まれ変わる

    それは京都で100年間、黒紋付を専門に黒染めを行っている「株式会社京都紋付」です。

    その伝統技術によって、シミや汚れのついた服を「極めた黒」に染め上げ、リ・ウェアしてくれます。(くわしい利用方法はこちら

    そもそも紋付の黒染め専門であった会社が、なぜこのような有償サービスをはじめたのでしょうか。公式サイトにはこう書かれています。

    年間日本で消費される250万トンの衣類のうち、200万トンの衣類は半年以内で捨てられているのが現状です。服を作るにも地球の資源が使われており、服一枚のリサイクルは地球を守る事に確実に繋がっていくはず。

    京都紋付HPより引用)

    そんな想いから、日本独自の「黒染」技術を活かした地球環境を守るプロジェクトが誕生したのですね。

    WWFを通じて地球環境保全にも役立つ

    さらに2013年からは、(公財)世界自然保護基金ジャパン(WWF)の「PANDA BLACK REWEAR PROJECT」もスタートしました。

    「黒染」技術の京都紋付より、リウエアされた衣類の受付重量に応じてWWFに寄付されます。

    捨てるはずだった服が新しく生まれ変わるだけでなく、地球環境保全にも役立つなんて嬉しい限りです。

    「ただ単に染め変えるだけのリサイクルではなく、新しい価値を生み出されることを目的としたアップサイクルをと考えている」という京都紋付のリ・ウェアサービス。いちど利用してみたいと思っています。

    京都紋付,WWF

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/02/052190wear.html
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