食べたいのはアメリカのおばあちゃんの味
アップルパイは、おしゃれなパティスリーのパティシエがつくる洗練されたパイではなく、アメリカの映画に出てくるようなボリューミーでぽってりした素朴なタイプが断然好み。
一口食べるとなんだかほっとする、まるでアメリカのおばあちゃんが焼いてくれたようなやさしい味のアップルパイのイメージです。
「GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE」は、そんな『アメリカのおばあちゃんの味』をコンセプトとしたアップルパイ専門店。
世田谷公園のすぐ隣にあるお店では、木のぬくもりいっぱいのアメリカンカントリー調のドアを開けると、ショーケースの中にボリューミーなアップルパイがならびます。
みんなでいろんな味を楽しもう
「ダッチ・クランブル」というアメリカの家庭ではおなじみのクランブルをのせたタイプや、たっぷりのりんごにラムンレーズンを加えた「ラムレーズン・クラシック」。アーシナモンの風味が効いたアップルパイとアーモンドクリームのハーモニーが絶妙な「フレンチ・ダマンド」、自家製カスタードが入った「イングランド・カスタード」と、レギューラメニューだけでも4種類。
これに季節のメニューも加わると、一体どれを選んだらいいのか迷ってしまうほど。使っているりんごもフジや紅玉と、アップルパイによって異なるので、その味のちがいを色々とためしてみたくなりますね。
1ピース400円というお値段もリーズナブルでうれしいのですが、なんといってもおすすめはレギュラー4種類がすべて食べられる「スペシャル・アソート」。それぞれ1/4ピースずつ入って1ホールとなり、お値段も3,000円と良心的! 友人宅での集まりのお土産に持っていけば、みんなでわいわい味見を楽しむことができますね。
温めたアップルパイの上にバニラアイスクリームをのせて食べると、ハッピー度はさらに倍増! ちなみに、店名でもある「グラニー・スミス」はアップルパイに最適といわれるりんごの品種名のこと。世田谷店のほか、青山と横浜にも店舗があり、3月31日には銀座の数寄屋橋交差点に新しくグランドオープンする「東急プラザ銀座」のB1Fへも出店が決まっています。
ホールでアップルパイを大人買いして、ハッピーのおすそわけを。
[GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE]
写真/小林繭