破れまくっていておしりが見えそうなジーンズ、シルエットがおもしろいジーンズ、芸術的としか言えないようなデザインのジーンズ──。
とにかくなんでもありなのが、ロサンゼルスのジーンズ事情。
「フレアが履きこなせなきゃ、LAガールじゃない」Topshopさん(@topshop)がシェアした投稿 - 2017 3月 17 8:02午前 PDT
ロサンゼルス発のデニムブランドって、じつはすごく多いんです。そのため、ロサンゼルスでは毎シーズン、新しいデニムブランドが次々と誕生しています。
最近、私のまわりで人気のブランドが「MOTHER(マザー)」。この春、ミランダ・カーとのコラボレーションを発売し、ますます注目が高まっています。
MOTHERさん(@motherdenim)がシェアした投稿 - 2017 2月 9 7:58午前 PST
マザーのジーンズのなかでも、とくに人気なのがフレア。
ロサンゼルスでスタイリストをしている友人は「フレアが履きこなせなきゃ、LAガールじゃない!」と、豪語しているほど。フレアジーンズは、LAガールの必需品のようです。
たしかに、街を見わたすとフレアジーンズを履いている女子が多い。これでもか! ってくらい高いヒールとあわせるのがトレンドのようだけど、なかには思いっきり裾を引きずっている人も...。
また、最近では思いっきりペイントされた、個性的なフレアジーンズもよく見かけます。
Dan and Dean Catenさん(@dsquared2)がシェアした投稿 - 2017 4月 20 6:28午前 PDT
ただ私は、このフレアジーンズだけは苦手。
私もデニム愛好家のひとりですが、定番の「Lee(リー)」や「Levi's(リーバイス)」のストレートがやっぱり落ちつきます。
肌見せの領域超えてる...。セクシーなジーンズが話題にあたたかい気候ということもあってか、ロサンゼルスの感覚では「デニム=ホットパンツ」。みんな、足を出しています。
そんななか、肌見せという領域を超えた、すごいジーンズが話題になりました。
VETEMENTSさん(@vetements_official)がシェアした投稿 - 2017 4月 12 4:08午前 PDT
これは世界で活躍しているフランスのデザイナーブランド「VETEMENTS」が発表した、リーバイスのリメイクデニム。
もはや、おしり出ちゃってます。
MADE GOLDさん(@made.gold)がシェアした投稿 - 2017 4月 17 2:03午後 PDT
LAブランドの「MADE GOLD」では、LAガールが好きそうなセクシーなジーンズが大人気。
そのうちのひとつが、この編み編みデニム。街でよく見かけます。
このトレンドは「セクシーなデニムが好まれるLAならでは。サンフランシスコでは流行らない」と、サンフランシスコのスタイリスト、ジョーが言っていました。
たしかに、サンフランシスコではあまり見ないかも...。
アメリカではつい先日、「NORDSTOROM」が泥で汚れたようなジーンズを425ドル(約4万7千円)で販売していることに対して、「ばかげている」とメディアで騒がれていました。
@prpsjeansがシェアした投稿 - 2017 4月 27 2:51午後 PDT
じつはこの汚れたようなジーンズを作っている「PRPS」は、以前から破れまくったデニムや汚れた感じのデニムなど、個性的なデザインをしていることで有名なデニムブランド。
メディアに騒がれたジーンズですが、5万円払ってでも履きたい人はいるのです。ファッションは自由だから──。
どんどんエスカレートするジーンズトレンド。私は、こればっかりは冒険せずに、この夏もベーシックでいくことにします。
写真/gettyimages
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