• このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊『夏野総研』vol.460【裸の王様になったApple】
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

週刊『夏野総研』vol.460【裸の王様になったApple】

2021-11-30 08:00
    ▼第460号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                 2021/11/30

        夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
                  vol.460
            【裸の王様になったApple】
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    《目次》
    01.時事ネタキュレーション
    02.Reading the world
    03.Q&A
    04.夏野コンサル
    05.Product Lab
    06.Good Food Good Life
    07.ビジネスモデル分析のバックナンバーをピックアップしてみた
    08.人生相談
    09.編集後記

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
    【01.時事ネタキュレーション】
     日々のニュースも見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは未来を読むための時事ネタや話題コンテンツを、私がキュレーターとなって解説していくものです。
    ……………………………………………………………………………………………
    〈国内ニュース〉
    ◆バルミューダフォン今日発売 “酷評”でも100人中1人が欲しければ大成功になる意外なワケ
    https://bit.ly/31f2q7s
     記事によると、この「100人に1人」という根拠は、バルミューダフォンの出荷台数にあるらしい。バルミューダは2.6万台を出荷し、同時期の他のスマホ出荷数は368万台。この数字を割れば国内シェアの0.7%なので、1000人中993人が「いらない」と思っても、残りの7人が「欲しい」となれば目標達成という計算になる。ゆえに仮に100人に1人が買ってくれたら目標を大幅に達成することになる……のだそうだ。
    「100人に1人でも大成功」ということだが、今現在販売されているスマホの機種は100種類以上ある(古い機種も含めれば)。すると、「100人に1人」というのはかなり厳しいかもしれない。
     そして、100人に1人どころか、0.7%(1000人に7人)だって最終的にシェアを取れるかどうかというとかなり厳しいのではないか。なんといっても、価格は10万円オーバー。値下げなしに0.7%も取ることは厳しいと思う。

    ◆ソフトバンクG株が急落、中国が滴滴に米国上場廃止要請との報道
    https://bit.ly/3G2mclH
     ソフトバンクが持っている投資のポートフォリオは大きいので、滴滴の件もあまり痛くはないでしょう。

    ◆「現金志向が強いから」ではない…日本でキャッシュレス決済が広がらない根本原因
    https://bit.ly/3lhIfgc
     いっそ日銀が電子マネーを発行して欲しい。手数料がかかるのはリーダー/ライターの設置コストの影響が大きい。しかし“日銀マネー”になれば、すべてのレジにあらかじめリーダー/ライター機能が入ることになる。
     同時に、国全体の通貨流通量も正確に把握できるし、脱税も減るだろう。まさに良いことづくめ。

    ※「07.ビジネスモデル分析のバックナンバー」コーナーでピックアップ
     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。