▼第588号
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                     2024/09/10
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
          vol.588
【セブン&アイは「USスチール」になってしまうのか?】
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《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタPICKUP15
03.フカボリBiz ★New★
04.Q&A
05.ありか、なしか!★New★
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記

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【01.先週の出来事】
 社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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◆2024/09/02-2024/09/08

 欧米の大学の新学期が始まった。
 ちょうど北米の大学を訪れる機会があったので、今回は「欧米の大学と日本の大学」の大きな違いをまとめてみたいと思う。

 今回はたまたまカナダのバンクーバーにある『University of British Columbia(UBC)』を訪ねてきたので、この大学を例にしながら、大学事情を分析してみたい。

◆The University of British Columbia
https://www.ubc.ca/

 よく大学の世界ランキングで「東京大学が30位くらいにランクイン」「国内の大学で100位以内に入っているのは、東大と京大の2校だけ」という話を聞いたことがある人は多いと思う。
 UBCと言う名で世界的に知られているこの学校は、世界ランキングで30位から40位くらいに位置していて、カナダではトロント大学と双璧をなす名門の州立大学だ。

 UBCのキャンパスはバンクーバーと内陸のオカナガンにある。バンクーバーキャンパスは4km×2kmくらいの広大な長方形になっている。