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小学生の時おやつにステーキを食べていたから??

腹筋をしても、ビリーズブートキャンプをしても、体幹トレーニングをしても、私のお腹は凹みませんでした。

なのに鎖骨や肋骨がわかる位、他の部分は骸骨みたいに…どうして?!

自分で好きになれない部位との戦いをみなさんと共有できればと思い、今回筆を取りました。

「どうして〇〇ちゃんだけこんなにお腹が出てるの?」

私が「自分のお腹は他の人より出ている!!」と認識したのは、小学3年生のプールの授業の時のことです。

いつも仲良くしている、特別嫌われている認識のなかった友達にお腹をつんつんしながら言われたこの言葉は衝撃的でした。

確かに、その時のクラスの女子はみんな細身で可愛らしい子たちばかりでした。

反面、私は出生時から3キロオーバー、このセリフを言われた頃にはお腹が空いて空いて、おやつの時間にステーキ、きつねうどん、箱アイスを平らげる大食漢でした。

そして、私の体は食べた分だけお腹からお肉がつく習性があります。

実際、その時には友達が呆れるほどのお肉がついていたんだと思います。

腕や背中はむしろお肉がつきにくいので、ふわっとした服を着ていればお腹をごまかしやすく、普段のイメージとのギャップがあったのかもしれません。

受験のストレスで過食

でも、その時の私はすぐにダイエットを決行することができませんでした。

実は丁度小学3年生の頃から、中学受験のために塾に通うようになっていたんです。

名門校に入れたい親の言いつけで、わけもわからず塾に通っていた私のストレスは、そのまま食欲に出てしまいました。

お弁当には必ずお肉の醤油炒めを入れてもらっていましたし、夜の10時頃に「おやつ」と称して2回目の晩御飯を取ることがほぼ常習化していました。

今考えると、母もよくそんな時間にがっつり料理を作ってくれたものです。

ただ食べることを生きがいにしつつ、「みんなにデブだと思われている…」と他人の目を気にし、常に劣等感を抱いていました。

周りより太っていることをネタなんかにされた日には、ベッドに入ってもその瞬間のことが頭から離れず寝られませんでした。

それなのに自分より太っている子を見つけると、「あの子はイケてない」「自分がデブなのに気づいていない」と内心卑下していました。

他人の目を気にしながら他人を卑下する私は、だんだんと周囲に馴染めない子供になっていき、決まった2〜3人としか話せない寂しい子供になっていきました。

女子校に入学

勉学に勤しんだ私は無事そこそこのランクの、都会にある女子校に入学。

そして気づきました。

私はデブであると。

全くイケていないと。

都会の洗練された(痩せている)女子達の間に入った私は、勝手にデブ=イケてないという図式を作りあげてしまいました。

これは痩せねば生きていけない、そう思った私は「1日1プリン生活」と題し、お昼ご飯をプリンだけで過ごす生活に突入しました。

オーケストラ部という体力作りが必要で、かつ忙しめの部活に入ったのも幸いし、私の体重はみるみる減っていきました。

痩せている時は、本当に毎日体重計に乗るのが楽しいものです。

体重の上下に一喜一憂しながら、「あの時たべたアレがいけなかった…」「もっと食べないでも大丈夫!」と一人で試行錯誤することにどハマりしてしまいました。

体重は減ったのにお腹が凹まない?



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