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YNA#126「お礼は返さなくていい理由」
うちの会社はなかなかのホワイト企業だと思ってるんだけど、新型コロナウイルスワクチン接種時に特別休暇をくれるっていうんだよ。すごいよね、ありがたいよね。
で、8/13がその日なんだけど、よくよく考えてみたらブロマガ更新日だった、と。
接種してから書けませんでしたーってのは忍びないから、前に執筆し、このまま発表するのはどうかなー青臭すぎやしないかなーっていうんでストックしてあった文章を蔵出しします。
読み返してみると、謎に丁寧語でウケるw
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昔からあったんだろうけど、近頃良く見かける「自分へのお礼はいいからいつか困った人を見かけたらそのとき助けてあげて」って考え。
これがなぜ良いのか? を、理解しやすいようにお金に変換してお話しします。
①AさんがBさんを助けるために10万円あげた
Aさんは現時点で余裕があるので「お返しは自分でなく将来困っている人へ」と告げる
②5年後、Bさんは生活に余裕ができ、Cさんに10万円あげた
③さらに5年後、Cさんも生活に余裕ができ、Dさんに10万円あげた
という循環。
大事なのは「余裕」。
普通に生きていれば歳を重ねるごとに余裕が生まれます。
その余剰分で人を助ける。
総資産1億円のAさんと総資産5万円のBさんでは10万円の価値が異なります。
そして、Bさんに余裕ができたとき、Aさんに10万円返すのと困っているCさんに10万円あげるのとでは社会に及ぼす効果がぜんぜん違うのです。
もちろん5年後のAさんが困っていた場合は率先して助けるのがいいでしょう。
でも、そういうケースはあまり見ない気がします。
Bさん以外にもAさんの力になりたい人がたくさんいるからです。
なので、Bさんは自分より若い世代に目を向けるのが良いと思います。
わかりやすさのためお金に限定して話しましたが、スキルや人脈…どんなことにも通用するはずです。
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