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【ヒキ弱王の日常 2021】~Netflix見ながら思うこと編~(10月21日)
~Netflix見ながら思うこと編~
Netflixに「化物語」のアニメが追加されていたので、テレワークの合間に「まよいマイマイ」まで見返したんですけど、つくづくこのアニメって他に類を見ない唯一無二の作品だなぁと。
そもそも原作の小説からして、文章の7割が会話遊びや言葉遊びで構成されている上に、キャラデザインだとかビジュアル面も最低限のイメージ像ぐらいしか無かったはずなので、あれをアニメ化するってなった時になかなかの大仕事だったと思うんですよ。
それをよくぞあそこまで原作の雰囲気を損ねず、文字ではなく音声で会話が為されるアニメにおいても秀逸なセリフ回しとテンポの良さで、放送時間の7割が言葉遊びに終始するという作りを徹底して、なおかつ各キャラクターたちの魅力を何倍にも高めているキャストの好演と、シャフトならではの独創的な映像表現であの仕上がりになっているんだと思います。
そんな「化物語」シリーズ、パチンコ・パチスロでも何度か出ていますが、あのアニメの完成度を上手く実機で表現できているかというと、正直なところ初めてアニメを見た時の高評価にまでは至っていないかな、と。
まぁ当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。原作を元にして作られたタイアップものが原作の完成度を超えるなんてことが、普通の流れからすると考えづらい現象なわけです。
ただ、完全にあり得ないかというと、そうでもない。例えば漫画を原作にしたアニメがヒットしてその作品自体が有名になったり、あるいはパチンコ・パチスロにおいても、原作はさほど人気・知名度とも高くは無かった作品が、機種が思いのほか良い出来でヒットしたことで作品自体への注目度・知名度が上がったり、といったケースも。
我々プレイヤーとしてはもちろん、原作を知っている人は知っている人で、知らない人は知らない人で自由にその機種への評価を下すわけですけど、ぶっちゃけ原作をきっちり再現できていようができていなかろうが、多数の人が「良い」と感じればそれが正義であり、そのまま稼働に繋がる業界なので、まぁ作る側としても面白いっちゃ面白いですよね。
Netflix繋がりで言うともう一つ、最近話題となっている「イカゲーム」を最終話まで視聴を終えましてね。これから見ようとする人も居るかもしれないので、極力ネタバレしないように書きますけど、我々に馴染みの深い作品で例えると「カイジ」等に代表される、大金をかけて生きるか死ぬかのゲームに挑戦するストーリーなんです。
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