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~○○スロ機能に目がないのです編~


いま一番打ちたいパチスロは「ディスクアップ2」です。ドット演出とリーチ目主体のゲーム性、そして技術介入度の高さであれだけの人気を博した前作は、オレも導入当初から熱心に打ち込んでいたのだけど、ある時期からとんと勝てなくなりましてね。そのせいでしばらく疎遠になっていたらいつの間にか撤去されたと思ったら、すぐまた続編が出た、と。

あの秀逸なリール制御がどう変わっているのか、ボーナスを察知する際の出目や演出バランスはどうか、そして何より設定1でもちゃんと勝てるのか、気になるところを挙げればキリが無いけれど、色々とタイミングが悪くて打つ機会がなくて、でも「昨日ようやく「ここだ!」っていうチャンスが来てさ。ちょうど空き台が1つあって、席に腰をかける寸前まで行ったんだけど、瞬間「そういえば今作はマイスロ対応機だったな~」ってことを思い出しまして。設定1でも勝てる(と言われる)台で重要なのは、その設定1の確率でちゃんとボーナスを引けるかどうか?なので、それを自動的に算出してくれるマイスロ機能はぜひ活用したい! でも…いまオレのスマホは電池が無いのだ!! で、打つのをヤメちゃいました。

こういうのって最初が肝心だからね。「次に打つ時から記録すればいいや~」じゃないのよ。今日打つのがたった数百ゲームであろうと、それがオレとディスクアップ2との歴史の1ページ目になるのだから。この第一歩目を疎かにしてしまったら、今後も事あるごとに「今日の分はマイスロ読み込まなくていいや~」とか言いだして、歴史がどんどん歪んで編集者の都合の良いように改ざんされてしまうのだ。まぁオレの場合、それよりも「実戦後にマイスロを読み込み忘れる」といううっかりミスの方が、何百倍もあり得すぎて怖いのだけどな。

前置きが長くなったけど、このサミーの「マイスロ」やユニバの「ユニメモ」に代表される携帯連動機能を、↑に書いたことからもお分かりのようにオレは実戦においてかなり重要視していると思う。それでも一時期よりは熱が冷めたと思うが、全盛期はその機能が搭載されているかいないかだけで打つ機種を変えたり、とにかくミッションを達成したいがために収支度外視で丸一日同じ台を打ち続ける、などという苦行も厭わなかった。困難を乗り越えた末に待っている「ミッション達成度+1%」というたった一行の文字列に、えもいわれぬ達成感を覚えたものだ。

その熱が冷め始めたのは、パチンコ業界内で携帯連動機能が少しずつ衰退し始めていったのと同時期だったと思う。各メーカーの中できっと、この事業にかけるコストと見返りが釣り合わないのだろうな、と容易に推察された。そのままどのメーカーもこの事業から手を引いてしまうのかと思っていたが、現在でも根強く続けてくれているメーカーはそれだけで評価したい。特にサミーの「マイスロ」はようやくパチンコにも「マイパチ」として搭載されたり、ユニバの「ユニメモ」はノーマルタイプ機にも対応するようになって小役カウントの労力がほぼ皆無になったりと、むしろ拡充の方向を辿っている。

ただ、その2社がなぜか未だに手を出していない機能がある。「差枚数の自動算出」だ。マイスロはスランプグラフでは見られるが、ユニメモに至ってはグラフすらない。オレがディスクアップ2で「設定1の確率でボーナスを引けるのか?」と気にしているのも、要は勝てているかどうかが知りたいのだ。ボーナス確率や小役確率が知りたいのはもちろんだが、枚数さえ計算してくれればそれに越したことはない。

ただね、搭載しない理由もなんとなく分かるのよ。全体的には勝つ事より負ける事の方が多い遊びなので、もしその負けがどんどん増えていって「現在:通算マイナス○万枚」とか正確に出てしまったら、その人はその機種を打ち続けられるのか? それはホールにとって、メーカーにとってプラスとなる機能なのか? みたいな。

でも、実はその機能がすでに搭載されている連動機能もあるんですよ。