1週間も経てばほぼ何かしらのゴシップやいざこざ・論争が絶えない、つくづく面白い業界ですが、ここ最近で気になったのは「収録中は声かけご遠慮ください問題」かな。
人気演者の方が↑のように投稿したポストに対して、なかなかの勢いで一般人の方が反論じみた返信をしたことから始まった、一連のご意見交換・大パーティー。
自分は立場的に、演者側の言っていることの方が理解できたので「大変だなぁ」ぐらいに眺めてましたが、反論した一般人もそれなりに分別のある方だったようなので、なんとなく「前向きに検討します」「では頑張ってください」ぐらいな感じで決着したようです。
ただ、その一般人の方が最後までイマイチご理解されていなかったと思われるのが、
「来店はお店が依頼して、演者側がお金をもらって集客のためにやる仕事である」
「収録は演者(媒体)側の都合でやっていることで、お店が依頼したものではない」
という考え方でした。
つまり、この方にとってホールでの収録は、あくまで「来店イベント(という表現をしていたのでそのまま使います)で呼ばれた演者・媒体が、自分たちの都合で収録という体裁をとっている」という認識のようです。
根本にその考え方があるから、ご意見交換パーティーの最中もどこか分かり合えていない印象を受けましたね。
結論から言うとこの認識は間違っており、
「あえて来店ではなく収録を望んで依頼しているホールもある」
でファイナルアンサーなのですが。
なんか、頻繁に巻き起こるこの手の論争って、けっこうな割合で「正しい事実を知らない事」がほぼ原因の全てのような気がするんですよね。
なので、今回の件も誰かがそれを正しく教えられたら、もっと小規模な雑談ぐらいで終わったんじゃないかな…
というような事をツイキャスで話したら、「じゃあノムラが教えてあげれば良かったじゃん」と言われました。確かにな…。