先日の放送で後半話題に上がったドヤ街について少し書いてみたいと思う。
宿にも満たない粗末な簡易宿泊所という意味合いから、ヤドを逆さにしたドヤと呼ばれている。そんなドヤが街中にあふれる日雇い労働者達の街がドヤ街だ。
一概にドヤと言ってもそのスタイルは多種多様。3畳ほどのスペースにしっかりとした施錠のできる扉で部屋と呼べる空間になっているものもあれば、カプセルホテルのように睡眠スペースが個室として区切られているもの、さらには6畳ほどのスペースに3段ベッドを両サイドに並べただけ、一つずつのベッドのみが個人スペースというものもある。
おまけに手作りの木製カプセルホテルドヤにも出くわしたことがある。このドヤは残念ながら数年前に取り壊され、現在はおしゃれカフェへと姿を変えてしまったが、当時は一泊800円でその頃の西成最安値をマークしていた。
蔑まれがちなドヤ、ヤクザとの関係性もチラつくドヤ。一方で