【政局メルマガ(118)】
「総裁選を支配する『麻生太郎の沈黙』(2)」
「河野太郎を見捨てた麻生の本命は高市早苗?」
前回のメルマガでは、信頼する知人友人に対しては基本的に忌憚のないホンネの発言をしてきた麻生太郎が今回の総裁選については情報発信を極端に絞って「貝になっている」事をご説明しました。
もともと麻生太郎の信頼する人達の交流の場であり、私のメルマガでも繰り返しご紹介している会員制クラブ「ボバリー」が2019年に閉店してからは、麻生のホンネを遅滞なく正確に把握できる人は極端に少なくなりました。
「麻生が貝になってしまった」というのは近年の「ボバリーインナーグループ」の共通の嘆きでした。しかし、今年に入ってからの麻生の「沈黙」は次元が違います。
今年の早春位から、すなわち9月の総裁選が近づくにつれて、麻生は全くと言っていいほどホンネを外部に漏らさなくなっていきます。
記者