-
【わかる中東ニュース(11)】 「シリアの混乱はCIAが植え付けた】 「『犯罪組織→英雄→戦争犯罪人』ーCIAに翻弄された世界中の政治家」 「求められる東條英機元首相の名誉回復」 2024/12/21
【わかる中東ニュース(11)】
「シリアの混乱はCIAが植え付けた】
「『犯罪組織→英雄→戦争犯罪人』ーCIAに翻弄された世界中の政治家」
「求められる東條英機元首相の名誉回復」
🟥紛争激化の切り札は「CIAによって作られた英雄」
トランプ次期政権が解体しようとしているディープステイト=DSにはいろいろな定義があります。
ただ「選挙で選ばれていない組織が、選挙で選ばれた大統領を支配して国家や政府を牛耳る二重権力構造」という私の説明に対しては、先般来日していたトランプ次期大統領を支持するアメリカ共和党の最大の支持母体ACUの複数の幹部が「一番納得のいく説明」と太鼓判を押してくれました。
◆ACU議長で私の長年の友人のマット・シュラップ◆DS論で知られる河添恵子先生と3人で
こうした歪な権力構造がいつどのように始まったか。これについてもトランプ陣営の認識はあらかた一致しています。
-
【わかる中東ニュース(10)】 「シリア・アサド政権崩壊の持つ意味」 「ほくそ笑むCIAとDS」 2024/12/14
【わかる中東ニュース(10)】
「シリア・アサド政権崩壊の持つ意味」
「ほくそ笑むCIAとDS」
「総裁選→政局→衆院選→アメリカ大統領選挙」と私の専門分野の時事情勢が激動していたため、「わかる中東ニュース」が8月以来4ヶ月も空いてしまいました。
昨年10月のハマスによるテロ以降、イランの大統領選挙(【中東メルマガ(3-6)】)からハマスのリーダーイスマイル・ハニーヤのテヘランでの暗殺(【中東メルマガ(7-9)】)まで、ほとんど全ての中東からのニュースはイランを中心に動いているように見えました。
そして日本とアメリカの中東報道は常に「得体の知れない宗教原理主義国イランが中東情勢不安定化の元凶」というコンテクストで書かれ続けました。ところが、今回のアサド政権の崩壊を巡っては報道のトーンが一変しています。
日本の新聞やテレビの報道では、中東で何が起きているのかなかなか理解出来ないと思い
-
【時事メルマガ(110)】 「トランプ革命の本質⑦」 「悪の牙城CIA(5)」 「アラン・ダレス(1)ー暗黒システムの設計者」 2024/12/10
【時事メルマガ(110)】
「トランプ革命の本質⑦」
「悪の牙城CIA(5)」
「アラン・ダレス(1)ー暗黒システムの設計者」
前回のメルマガは正しくは時事メルマガ(108)でしたが、別の原稿を(108)として用意していた関係でナンバリングを間違えてしまいました。今後のアーカイブでの混乱を避けるため(108)は欠番とさせていただきます(108が煩悩の数だから忌避したわけではありませんw)
さて前回までのメルマガ(103-109)では、トランプ次期政権の国家情報長官(トゥルシ・ギャバード)とCIA長官(ジョン・ラトクリフ)という人事がいかに衝撃的なものなのかを入り口に、大統領すら手を出せない組織が存在する事実と、その本丸であるCIAの本質を歴史的背景を中心に詳しく解説してきました。
CIAは、政治家を恫喝しコントロールするという意味において東京地検特捜部によく似ています。選挙で選ばれて
1 / 46