特別号

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■小川和久の『NEWSを疑え!』
第619号(2017.9.25)

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【今回の目次】 

◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米国の洪水被災地における殺虫剤の空中散布
◎編集後記
・日本の核武装論はおかしいぞ(小川和久)

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◎テクノ・アイ(Techno Eye)

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・米国の洪水被災地における殺虫剤の空中散布

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

ハリケーン・ハービーに伴う豪雨で洪水に見舞われた米テキサス州では、水溜まりで発生する蚊を駆除するため、広大な被災地に民間機と米軍機が殺虫剤を散布している。蚊を駆除するのは、復旧にあたる住民や作業員の負担を減らし、屋外で継続的に作業できるようにするため、また、マラリア、ウエストナイル熱、ジカ熱、感染性脳炎などを媒介する種の蚊の増殖を防ぐためである。