岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/03/17
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2015/08/02配信「映画『進撃の巨人』に見る特撮邦画の限界と、FNS27時間テレビ奇跡のコーナーで感じたぼくらの原曲至上主義と破壊するプロ」の内容をご紹介します。
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2015/08/02の内容一覧
- 本日のお題と告知
- 行き当たりばったりの『進撃の巨人』と下手くそな特撮
- 実写の立体機動はやめればよかった
- 2つの軸でお勧めする「今年の映画リスト」
- 『進撃の巨人』後編の予想と変な4D演出
- 怖い都市伝説とジョブズのタートルネック
- 最も人を殺している獣とは?
- 後半告知と「今日だけダイエット」
- 質疑/ネット民の運動は効果ある?/『風立ちぬ』の尾輪/生まれながらの不平等
- 質疑/発達障害について/上司の言うことを聞きたくない
- 『ドリームカバー歌謡祭』で聞くべき3曲
- チキノザウルスの研究とミュータント遺伝子
- 中国の稼働率の低さと中国脅威論
- 次回告知
生まれながらの不平等
「生まれながらの不平等をどう考えればいいですか? 世の中には、歌が上手い人がいます。一方で、練習してもなかなか上手くならない人もいます。子供っぽい人、怒りっぽい人がいると思えば、人格者のような人もいます。貧乏な国に生まれる人もいれば、先進国に生まれる私たちがいます。私の親は生まれ変わりを信じており、『前世での行いの結果、生まれた直後の状態が千差万別に変化し、傍らから見ると不平等に見える』と説き、『誰しもが幾度もの生まれ変わりを経て、人格の完成を目指してる』と言います。岡田さんはこのような生まれながらの不平等をどのように捉え、説明しますか?」
僕の答えなぁ。
あのさ、「答え」と「思ってること」は別だよ。
で、答えって言うのは「本当のこと」に近いな。
で、思ってることっていうのは、「自分に言い聞かせてること」だよな。
たとえば、仕事が成功するかしないかは、運しだい。
これは答えだ。本当だ。
で、仕事が成功するかしないかは、努力しだい。これは僕が自分に言い聞かせてること。
「仕事が成功するかどうか運しだい」これは他人に対して言う時であって、自分に対して言う時は「運しだい」とは言わない。
「それは自分が頑張るかどうかだ」というふうに自分を励ますし、人を励ます時にもやっぱり僕は「努力しだい」って言う。
でも、諦めるしかない状態の時には、本当のことを言うよな。
で、こんなふうに答えって言うのは、どの段階の相手に与えるのか、どの段階の自分に与えるのかによって違ってくるんだ。
で、僕はこの「生まれながらの不平等」に関しては「生まれながらの不平等があるから、面白いんじゃないか?」と考えれる人は生まれながらの不平等っていうのはゲームのスタート位置の違いだから、「これがこの世界の多様性だよ」ってふうに考えるし。
「もう、この生まれながらの不平等っていう、この状態に耐えられない!」っていう人に対しては、いや、それは、何だろうな、生まれ変わりをその人が信じてるのだったら、「そういうのがあるかもしれないよな」と。
「生まれ変わりを否定する理屈は、どこにも無いですからね」っていうふうに言うよ。で、どれぐらい耐えれるか? なんだと思うな。
僕はたぶん「先進国に生まれたから」っていうのもあるとは思うんだけども、そういう不平等みたいなモノっていうのは「不平等があることは、つらいことだろうな」とは思うんだけども、「悪い事」とは考えないので。「あぁ、それはもう運次第じゃないの?」と。
だから、運次第だからこそ、僕ら「ゲーム」っていうのは個人によって達成度も違うよ。
だってさ、もし全員が同じ所からスタートしちゃたら、それこそ次は結果どこに行ったのがその人の努力とか才能によって来ちゃうからさ。よっぽど辛い理由だと思うので。
「生まれながらの不平等をどういうふうに考え、説明しますか?」に関しては、基本的にここまで思い込んじゃってる質問者さんには「いやもう、運だよ運」っていうふうに言うし。
質問者さんが「運だけではどうしても納得できないんです」っていうふうに言い出したら、「まぁ、これを全部をゲームとして考えたら?」っていうふうに言うと思います。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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