岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/03/24

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2015/07/26配信「ニコ生限定!『バケモノの子』の本音と究極のニコ生アンケートSP」の内容をご紹介します。
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2015/07/26の内容一覧

話が冗長で上手く話せない

「私は話をする時、いつも冗長になってしまい、上手く話すことができません。どうすれば岡田さんのように分かりやすく話すことができますか?」(コメント)

 冗長になる人は、短く話そうとしないほうがいいよ。
 僕の話ね、どうすれば岡田さんのようにわかりやすくって書いてくれてるんだけども、僕の話、冗長だよ。よくよく聞いてみるとわかるけども。
 録音までして聞いてみるとわかるけども、パラフレーズっていうんだけど、あることを言う時に違う表現でいくつも重ねて言ってるから、たぶん他の人だったら5分で言えることを僕、10分ぐらいかけて話してるよ。
 で、その代わり面白いように心掛けてるんだ。
 つまり、人にはファイティングスタイルっていうのがあってさ、それは立ち技得意だとか寝技得意だとか打撃得意だとかキック得意だとか、それは生まれつきのものとか、それまでの年齢で培ってきたものがあるから、それぞれ変えられないんだよね。
 で、「話をする時いつも冗長になってしまい」っていうことは、この人は話をするとき、長くなるというスタイルがあるから、長いことを利用して面白くするしかない。
 つまり、小籔タイプっていうのかな。
 話が長いんだけども、オチまで聞いたらちゃんと面白いタイプっていうふうに考えたほうがいいと思います。
 無理矢理短くまとめる力を付けようとしても、そうしたら結論だけ言ってオチがないとか、話に深みがなくなっちゃうと思う。
 なので、話をする時に冗長になってしまうっていうことは、自分が話してること色んな角度から言って、同じことを繰り返さないようにパラフレーズみたいなもんだね。同じことを繰り返さずにこう言って、でもね、というふうに重ねていく。

 これ、今日、僕Synapseのサロンで話したんだけども、話をするときのコツっていうのは何かって言うと、順接、順接、逆接って言ってんだ。
 つまり、「つまり、つまり、でもね」って重ねる。
 で、「つまり、つまり」でずっと話しちゃうと、論理的に繋がるんだけども、感情的に繋がらないんだよね。
 で、「つまり、つまり、でもね」っていう「でもね」を3回に1回入れることによって話手自身の迷いが伝わると、聞いてる人間が選ぶことができるんだよね。
 こうやって聞いてる人間が話に参加して、自分自身の考えを入れていかない限り、人間、話なんか聞いてくれないんだよ。人間は自分にしか興味なくて、僕の話をみんなが聞いてるのも、僕の話を聞くことによって自分の中で起き上がってくるものがあるから聞いてるわけであって、それは順接、順接の中に逆接の「でもね」というふうなことで僕の話してることを悩みながらも、さっきの話で言うとどれぐらいファンがいるのかな、いるんだろうかいないんだろうか、いればいいな、いないんだろうな、いや、いなくても当たり前だよね、というような順接と逆接を組み合わせることによって、聞いてる人が俺はここだなというふうに決めることができるんだ。
 決めれば、そこに参加することになって、ようやっと自分の話になるんだよね。
 自分の話にならないと、そんな長時間、人は話聞いてくれないから、ちょっと呼吸として順接、順接、逆接、つまり話を何分かしたら、「でもね」と言って自分でも結論が出ない迷いを入れて、それでまた順接で繋げていくっていうようなことを心掛けてみて下さい。

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