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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「【イベント・メディア情報】『ハウル』は、宮崎駿にとって“初の恋愛映画”であり、ジブリにとって“初の敗戦作品”だった!」
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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「【イベント・メディア情報】『ハウル』は、宮崎駿にとって“初の恋愛映画”であり、ジブリにとって“初の敗戦作品”だった!」

2018-08-12 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/08/12

    おはよう! 岡田斗司夫です。

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    今日は、岡田斗司夫のイベント・メディア情報をお届けします。

    【ニコ生】『岡田斗司夫ブロマガチャンネル』

    今夜のニコ生ゼミ、テーマは『ハウルの動く城』です。

    宮崎駿監督が引退宣伝をした時、「自分の作品で一番気に入っているのは?」と聞かれて、間髪入れず答えたのが『ハウルの動く城』だったそうです。
    でもそれは、“気に入ってる”というよりは、自分の中にずっとトゲみたいに刺さっていて、「気になっている作品」という意味とのこと。

    『ハウルの動く城』は本人も認めているくらい、宮崎作品の中でも一番、賛否両論の作品です。
    すごく感動して涙が止まらないという人もいると思えば、話が全然つながってない、どうなってるんだ?と言う人も多いのです。

    どうなってるか、論理的に筋が通らないのは、原作者が女性のせいだと宮崎駿は主張します。
    「原作者が女性だから話の筋がめちゃくちゃだ。女の人から見たら感動できる話なのに男から見たら話の筋がちゃんと通っていない。だからすごく格闘した」と。

    でも、この原作をアニメ化したいと言ったのは宮崎駿自身です。
    「この作品をアニメ化したい。でも僕ではアニメ化は無理だ。もっと若い人にやらせなければ!」と言って、宮崎駿自身が、他の人に監督をやらせたのです。

    けれど、「ハウルを作ると言っているヤツ(細田監督)が、途中で放り出しちゃったから、自分がやるしかなかった」と話しています。
    でも、細田監督は、宮崎駿に追い出されたとも言われています。

    宮崎駿は、自分が途中から参加した作品だったから、自分の思い通りならなかったと、心残りだったと言うけど、自分から他人にやらせておいて、自分から途中で監督になったわけです。

    もともと人の悪口を言う人だけど、ここまで他人のせいにするのか、と驚くほどです。

    でも、作ってる最中は「僕にだって恋愛映画が作れるってことがわかったでしょ?」と言いまくり、ご機嫌だったそうです。
    自分から「この作品は自分にはできない」と言い張って他人にやらせておいて、次に、「他人はできないと思っているけど、できるんだよ。わかったでしょ?」と言い回る。
    これも、なかなかすごいです。

    でもその結果、すごい作品ができたから良かったと言えます。

    今まで、岡田斗司夫の中で『ハウルの動く城』は、嫌いな宮崎作品ベスト3に入っていたんですけど、今は「あ、これ、宮崎駿の生涯ベスト3に入るんじゃないかな?」と考えられるようになっています。
    そんな『ハウルの動く城』の魅力を語ります。

    それと、『ハウルの動く城』にはもう一つ、ジブリ初の敗戦映画という側面があります。
    『ハウルの動く城』以前は、ずっと前の興行収入を抜き続けていて、前作『千と千尋』が頂点だったのです。
    そのあとはもう落ちるしかないほどの上がり方だったわけで、下がるのは当たり前なんですけど、初めて落ちた作品という烙印は逃れられません。
    プロデューサーとしては“初の敗戦映画”だったわけですが、鈴木プロデューサーが敗戦したと見せないよう取り繕うための苦労がすさまじいのです。
    そこにも光をあてたいと思います。

    お楽しみに!


    ちなみに、前回のニコ生岡田斗司夫ゼミ#242
    岡田斗司夫ゼミ「人類は、人工知能ではなく、機械に職を奪われる?!」の内容は

    00:00 今後の予定
    02:51 サブテキスト
    09:08 機械に仕事を奪われる
    14:13 『母をたずねて三千里』
    22:59 ジョン・ヘンリーの伝説
    28:19 『怒りの葡萄』
    34:45 チェスで人間が負けた
    47:29 孫正義

    00:00 人工無脳の話
    07:28 『AI原論』
    15:26 人の8割は計算機に負ける
    23:55 岡田斗司夫が考える未来
    34:38 ジブリ『熱風』 移民大国日本
    41:46 人工知能学会

    【イベント】オンラインサロン公式オフ会:8/18(東京)、8/24(大阪)

    DMM オンラインサロン『岡田斗司夫ゼミ室~オタク話から評価経済まで〜』の公式オフ会(岡田斗司夫参加)は下記の予定です。

    東京公式オフ 08月18日(土) 16時~
    大阪公式オフ 08月24日(金) 18時~

    サロン会員は、どなたでも無料で参加できます。
    今からのお申込みでも間に合います!

    【YouTube無料動画】

    以下の岡田斗司夫ゼミ(表放送)が無料公開されました。

    • 岡田斗司夫ゼミ7月29日号(表放送)
      「この世界の片隅に、のんスキャンデータでフィギュア化!未来のミライその本質は○○○か?BANANA FISHの不都合な真実、シン・エヴァ予告編から本編を大予想」

    【ニコニコニュース】

    以下の記事が、8/6にニコニコニュースORIGNALに掲載されました。

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