億の近道の読者の皆さんは自らの経験や知識が豊富なので、比較的悩むことはないのかも知れませんが投資には絶えず選ぶという作業がつきまといます。
一番最初の選択肢は投資するのかしないのかから始まります。投資ししてリスクを取れば何も投資しないよりもリターンが得られる可能性があります。
そこで投資するという選択肢を選びます。
投資アイテムにはハイリスクのものとローリスクのものないしはその中間のものがあったりします。
ハイリスクならハイリターンが得られるというのが理屈ではありますが、多くの投資家はハイリスクを嫌いがちです。しかしながらローリスクでは満足しない投資家もいてハイリスクなアイテムに挑戦することがあります。
株式が投資対象の場合、安定成長するタイプの銘柄と急成長、高成長型の銘柄ではリスクの度合いが異なります。リスクの取れる投資家は例え目先の業績が赤 字であっても成長指向の銘柄に投資しますが、安定した利益を得たいという投資家にとっては現在も未来も安定した収益が得られるタイプの銘柄に投資しようと します。
そうしたあらゆる選択の仕方が運用成果の違いにもなることを知る必要があります。それには銘柄の選定だけではなく時間の選定という要素やアセットアロケーションの選定による差異も出て参ります。
2月12日を境にして日経平均とマザーズ指数に開きが出ましたが主力銘柄を投資対象に選択したか中小型株を選択したかによる違いがそこには表れています が、二極化の潮流は個別株にも表れ、創薬ベンチャーを選定したかIT系を選んだのか、ロボット系かAI系かビッグデータ系か、IoT関連か自動運転関連 か、セキュリティ関連かなどの選択肢が運用成果に大きな違いとなって表れてきたということから投資家の運用成果はここで大きく差がついているのかも知れま せん。
(炎)
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