こうした変動の激しい相場展開においては冷静に相場を分析する力が必要になります。相場に変動はつきもの。それに飲み込まれず過度に悲観視も楽観視もしないで着実な運用に努めて頂きたいところです。
少子高齢化や貧富の差が広がる中にあっても総体的な個人金融資産額は増加傾向にあります。皆さんが保有されている資産を安定的に増やす時代でもあります。
そこで求められているのは投資する企業を見極める目です。リスクを見抜きリターンを追い求める億の近道に集う皆さんのような個人投資家が株式市場内において着実に増えていると拝察します。
個人投資家の皆さんも様々な手段で企業経営者の話を聞く機会があるかと思います。中には直接IRセミナーなどで経営者の考えなどを聞かれることもあるかと思います。
冒頭に掲げた「私の職業は投資家です。」というタイトルは今後の日本で最も必要かつ重要な意味を持つものと筆者は考えています。
多くの国民はサラリーマンとして何がしかの報酬を勤め先から得て生活すると同時に余剰資金を貯金として蓄積し将来のリスクなどに備えます。日本国全体も そうした構図で成り立っていますが、国民の一人一人は定年まで企業に収入の糧を求めて活動するのが一般的ですが、貯蓄が一定水準まで蓄積しますとリスクも 取りやすくなります。
上場企業は投資家に投資してもらい、収益を向上させ、配当金として配分しながら発展していくことになります。
多くの投資家は配当金だけではなく株価の値上がりによるキャピタルゲインを求めることになりますが、時にキャピタルロスにもつながることもあり一筋縄にはいかないことも事実です。
職業として個人投資家の収入は配当金+キャピタルゲインではありますが、売買によって収入を上げるということもさることながら運用資産規模の拡大を図っていくことが、究極の目標となります。
バイ&ホールドで資産が勝手に増えていけば良いですが、経済情勢や企業収益の動向、市場環境など複雑に絡まり、時に厳しい状況に追い込まれることがあり ます。それでも市場に上場している企業の株価を冷静に眺めると中には何倍にも大化けした銘柄もありますし、反対に大きく値下がりする事例も見られます。
その株価形成がなぜそうなったのかを研究して投資における間違いを避けることができればその方は職業としての投資家として活躍ができると見られます。
基本的に資産の形成は経済の発展とともにもたらされますが、経済発展がない場合も個別企業の成長性によって大きな資産形成ができる場合もあります。
また、一時的な需給の変化によるイレギュラーな株価変動を乗り切ることができれば資産形成は成功することが予想されます。
「億の近道」は、高齢化社会が到来する中で多くの職業投資家を支える参考メルマガとなればと思っています。また、株式投資をはじめたばかりの方にとってもできるだけ平易に投資のヒントを提供する媒体となればと考えていますので今後とも宜しくお願いします。
なお、読者の皆さんがもし、個人的な職業投資家として名刺を作成して企業経営者やIR担当者と面談されるような場面があればぜひお名前の下に「メルマガ・億の近道サポーター」などと書いて頂ければ幸いです。そして私と一緒に企業説明会にご出席頂ければ幸いです。
ちなみに今週私は、アクアライン(6173)、ヤマシンフィルタ(6240)、大研医器(7775)、ムサシ(7521)、イントランス(3237)、 ロジコム(8938)、サイネックス(2376)、日本商業開発(3252)、フリービット(3853)などの個別面談やスモールミーティング、企業説明 会に出席予定です。
読者の皆さんで私とともに決算説明会に出席してみたいという職業投資家がお見えなら編集局にご一報下さい。予めこんな会社の説明会に出席したいというお知らせだけでも頂ければ鋭意実現に向けて努力させて頂きます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)