前週末の雇用統計で新規雇用者数が市場予想を大幅に下回ったことを受け、米国の夏の利上げ期待が大幅に後退。
利上げ時期の後退を予想する向きが多くなることで為替が円高ドル安となり、週初の日経平均は大幅下落。
その後は堅調な米国株の影響もあり、週末まで底堅い推移を続けた。
今年の日本株は為替の円安方向への推移が一服、企業業績の伸び悩みから日経平均はBOX相場を予想している。
BOX相場では投資銘柄を多くの銘柄に分散したり、インデックスへの行うとパフォーマンスが伸びないので、銘柄を厳選して売買することが大切である。
今年は日経平均等の指数が伸び悩む中、マザーズ市場などの新興市場に資金が集まっており、足元は年初から日経平均は13%下落に対し、マザーズ指数は31%上昇している。
新興市場では大きく下落した銘柄にもしっかりしたリバウンドが見られることが多く、投資家に押し目買いをする余裕が見られているが、年初からの上昇率を 勘案するとここからさらに上昇するのは難しいと考えており、今後は目線をずらす方がパフォーマンスが伸びると考えている。
元々BOX相場の年は低位株に資金流入することが多く、年初から注目している低位株にシフトすると考えていて、大化け銘柄を探したい。
(Bコミ)
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