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 今年もはや8月になってしまいました。
 戦後の日本が少なくとも1990年までの45年間は米国との連携の下、経済成長してきたことは確かなことです。しかしながら、バブル経済崩壊後の日本は26年もの間、低成長を余儀なくされてきました。

 日経平均は38000円から8000円割れまで低迷し、現在もまだ16000円台に留まっています。

 国民に夢と希望が与えられていれば強気の意見も言いやすいのですが、少子高齢化社会となっている日本がこれからどこに行くのかとても不安な時代になって います。1億2000万人の単一民族が集う日本の運命とこれからどこに向かうのかを考えないとならない時期に来ています。


 デフレ経済の脱却に向け打ち出されたアベノミクスが道半ばの今、金融に加え財政を活用した景気対策を打つことで、名目GDP600兆円の目標達成に邁進する安倍政権が参院選での支持を背景に大胆な景気対策を打とうとしています。
 この施策で国民が果たして幸せになるのか、相変わらず一部の富裕層にのみ恩恵が行くのかは予断を許しませんが、国民にとっては頼みの綱のアベノミクスは、国民が豊かに生活していくための指針とも言えます。


 今回の日銀政策決定会合で年間3.3兆円のETF買い入れ額は6兆円に増額されました。一方でJ-REITや国債の買い入れ額は据え置かれました。マイナス金利拡大も見送られましたが、その結果、再び円高に振れたというのが先週の動きです。
 ただ、市場はこうした施策を歓迎したようで、一時下落傾向にあった日経平均は週末にかけ比較的堅調に推移して終えたようです。


 日本の国には1000兆円以上もの借金があると不安感をメディアでやたらと煽っていますが、ネットの世界ではそうした点に反論する意見が盛んに出ており、消費税増税の延期につながりましたが、この先において凍結ないし減税となればサプライズとなると期待されます。


 ネガティブな意見ばかり言っていても仕方がない。少しはポジティブにリスクテイクしてはいかがでしょうか。
 新都知事誕生を契機に既成勢力の枠から飛び出て改革をしようとする新勢力が政治の世界でも活躍する姿が思い浮かびます。


 地方創生から東京圏に一極集中してきた富が地方にも分散し、各地域を拠点にした成長企業が誕生してこそ日本経済の発展と私は信じています。


 億の近道に集う投資家及び読者の皆様にとっても日本がこれからどこに向かうのか関心を持たれていると思います。
 東京オリンピックに向けアベノミクスの仕上げの局面が始まる株式市場への方向感にとともに徐々に明るい未来を感じて頂けるようになればと秘かに期待をしています。


(炎)


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