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今週(6月5~9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で164円02銭下落し(率にして0.8%の下落)、2万13円26銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。
週初は円高の進行、8日の英国総選挙を見極めたいとのムードからポジション整理の売りに押され、2万円を割り込みました。しかし、週末9日は4日ぶりに2万円の大台を回復しました。
8日に実施されたコミー前FBI長官の議会証言でトランプ政権を揺るがすような発言が出なかったため、米国株が上昇。これを受けて、日本株も反発しました。
来週は13~14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。
利上げはほぼ確実視されていますが、その後のFRBの金融政策に対する不透明感が広がっており、米国の長期金利も引き続き弱含んでいます。
14日に行われるイエレンFRB議長の会見の内容が注目されます。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)